※記事内に広告を含む場合があります
限定公開中!
FXをやってみたいと思う人であれば「FXって一体どのくらい稼げるものなの?」っていうことは気になる部分だと思います。
FXで大きく稼いだ人の事例なども交えつつ、大体どのくらいの割合の人が勝っていて、どのくらい稼げるものなのか考察してみたいと思います。
3カ月間の累計トレードで利益を出せる個人トレーダーは全体の3割程度
全世界の全てのトレーダーのデータを正確に抽出するのは不可能ですので、あくまで一つの指標として捉えて欲しいのですが、フォレックスマグネイトが公開したアメリカの主要なFX業者10社における利益を出した顧客率の平均データは以下のようになっています。
調査機関 | 利益を出した顧客率 |
2012年1月~3月 | 31.3% |
2012年4月~6月 | 31.2% |
2012年7月~9月 | 33.2% |
2012年10月~12月 | 34.3% |
2013年1月~3月 | 34.1% |
2013年4月~6月 | 34.2% |
2013年7月~9月 | 31.1% |
2013年10月~12月 | 31.6% |
2014年1月~3月 | 35.8% |
平均 | 32.9% |
OANDA、FXDD、FXCMなどアメリカの主要FX業者10社の顧客データなので、2014年までのデータではあるのですが、ある程度の指標にはなると思います。
このデータによると3ヶ月間のトレードで利益を出せているトレーダーは全体の約3割程度と判断することができそうです。
ただし、このデータで注意すべきなのは集計期間が「3カ月ごと」であるという点です。言うなれば、2013年1月~3月は勝ったけど、次の4月~6月は負けている顧客もいる可能性があるということです。
集計期間を半年、1年と延ばすと勝ち続けている顧客の数は更に減ると言うデータがあります。
1年間の累計トレードで利益を出せる個人トレーダーは全体の1割程度
同じくフォレックスマグネイトが公開したポーランドFXブローカーとフランス当局のAMFによる年間の利益を出した顧客率データです。
調査対象 | 調査期間 | 利益を出した顧客率 |
ポーランドFXブローカー | 2013年 | 19% |
フランス金融市場庁(AMF) | 2009年~2012年 | 11% |
集計期間を1年間に延ばすと、勝ち続けているトレーダーは全体の1割程度にまで減ります。
これらのデータから長期的に安定して勝ち続けている個人トレーダーは全体の1割程度であるということが推測されます。
FXは甘い世界ではないというのがよくわかるデータですね。
FXはどのくらい稼げるのか?
全体の1割程度の個人トレーダーが勝ち続けているというのは何となくわかったと思います。
ではその1割の個人トレーダー達は一体いくらくらい稼いでいるのでしょうか?
これに関しては資金量などで大きく数値が変わってくるので「利益率」から判断してみたいと思います。これまたざっくりとした数字でしかお話できないので、あくまで参考程度にして下さい。
例えばFX会社が開催しているトレードコンテストなどでは勝っているトレーダーの利益率などが表示されていたりします。
マネースクウェアが開催しているFXアワードでトップの方の利益率はなんと1年間のトレードで+1142%という実績でした。
これはちょっと規格外ですが、50位とかだと1年間のトレードで+38.5%です。
これでも非常に優秀と言えますが、このくらいなら狙えない数字ではないです。
仮に+38.5%の利益率なら100万円でトレードをしていたら138.5万円になるということです。上手くやれば年利38.5%とかも狙えるっていうことです。
仮に年利30%のトレードだとしても、5年間勝ち続けることができれば100万円の元手は371万円にまで増える計算になります。
「どのくらい稼げるのか?」と言われれば「勝てる1割のトレーダー側に入れれば」年利+30%なども現実的な数字と言えます。
「勝てるトレーダー側に入れれば」です。
その裏には9割の負けている個人トレーダーがいることを忘れてはいけません。
億を稼ぐトレーダー達
FXでは圧倒的な実績で一気に資産を何倍にもしてしまうスーパートレーダーもいます。
過去に実際に億を稼いだトレーダー達の事例を紹介します。
3年間で4億円の利益を上げた主婦
これはニュースにもなり比較的有名な話なのですが、池辺雪子さんという主婦の方が3年間で4億円もの利益を上げていたことがわかりました。
池辺雪子さんプロフィール東京都在住の主婦。
池辺雪子オフィシャルWEBサイト
若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始める。
これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。
2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。
その結果、所得税、延滞税、重加算税、
住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。
2010年9月に執行猶予が満了。
なぜこれが判明したのかというと、1億3千万円ほどの脱税を行った容疑にかけられたのです。
いずれにせよ、わずか3年間で4億円という大金を稼ぐことができた事例です。
FXで10億円を稼いだ磯貝清明さん
「突然マルサがやって来た!」の著書で有名な細貝清明さんも以前はFXで10億円を稼いだそうです。
2004年に100万円から始めて、2005年に1憶円、2007年に10憶円を突破しました。
しかしその後サブプライムローン危機などにより資金を減らし、更には脱税の容疑で有罪判決を受けています。
とは言え、一度10憶円まで資産を増やしたという事実は凄いですよね。
トップトレーダーにまでなればここまでの短期間で一気に稼げてしまうのもFXの大きな魅力です。