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FXで稼ぐ方法は大きく分けて2つあります。
- 為替差益によって利益を得る
- スワップポイントによって利益を得る
今回はこのうちの「スワップポイントによって利益を得る」ということについて詳しく解説させて頂きます。
スワップポイントとは?
スワップポイントというのは金利差調整分のことです。
FXでは必ず2つの通貨ペアを取引することになるので、その2つの通貨間に「金利差」が生じます。
金利差調整分というのはその2つの通貨間にある金利差の調整分という意味です。
日本円は0.1%など低金利ですが、世界には日本よりも金利の高い国がいくつもあります。
通貨 | 政策金利 |
トルコリラ | 24.0% |
メキシコペソ | 7.5% |
ブラジルレアル | 6.5% |
南アフリカランド | 6.5% |
ニュージーランドドル | 1.75% |
オーストラリアドル | 1.5% |
※金利は各国の金利政策によって変動しますのであくまで目安となります
例えばトルコリラなどの非常に高い金利の通貨を持っていれば、それだけ多くの金利を受け取ることができます。(※ただし、FXは上記の金利をそのまま受け取れるというわけではなく、上記の政策金利、通貨の金利差、流動性などを基準にFX会社ごとに定められたスワップポイントを受け取ることになります)
2つの通貨間にある金利差というのは、例えば日本円(低金利の通貨)を売って、豪ドル(高金利の通貨)を買うと上記のように金利差が生じます。
仮に1豪ドル=100円の時に1万豪ドル買い、金利差が1.4%だった場合、年間で約14,000円、1日あたり約38円(14,000円÷365日)のスワップを受け取ることができます。
FXでは保有した日数分の金利を受け取ることになるので、1日だけの保有であれば38円、10日間の保有あれば380円、100日間の保有であれば3,800円というようになります。
スワップポイントは毎日受け取ることができるので、保有している日数に応じて日々の利益が積み重なっていくのです。
これがスワップポイントによって利益を出すということです。
ちなみに、これにレバレッジをかけて10万ドル分を買えば1日あたり約380円、100万ドル分を買えば1日あたり約3,800円のスワップポイントを受け取ることができるということです。保有する通貨の量を増やせば増やすほど金利による利益も大きくなります。
また、スワップポイントによって利益を出すことをインカムゲインとも言います。
反対に日本円(低金利の通貨)を買って、豪ドル(高金利の通貨)を売ると逆にスワップポイントを支払わなければいけなくなりますので注意が必要です。
金利とは貸金・預金に対する利子のことです。
お金を一定の期間貸し借りを行うと「金利」というものが発生します。例えば、100万円を1年間借りた時に金利が2%だとすると、返す時に102万円で返さなければならないというものです。
要するに、金利とはお金を借りる為に必要な値段のことです。
銀行にお金を預けることで金利がもらえる理由をわかりやすく説明すると、実質的に「お金を銀行に貸しているから」です。
銀行は預けている人のお金を運用しているので、お金を預けるというよりは、自分のお金を銀行に貸すというイメージを持つとわかりやすいと思います。
お金を貸しているので、銀行に100万円を貸すと(金利2%だとしたら)1年後に102万円になって戻ってくることになるのです。銀行は100万円を借りた分、2万円多く返してくれたわけですね。
スワップポイントはどうやって決まる?
基本的には各国の政策金利によって決まる
スワップポイントは基本的には各国の政策金利によって決まります。
政策金利というのは中央銀行が一般の銀行に融資をする際の金利のことです。
景気が良い時には金利を上げて通貨の流通を抑えたり、景気が悪い時には金利を下げて通貨の流通を促進させたりします。
金利を上げ下げすることでその国の景気や通貨の流通量を調整するのです。
基本的な考え方としては、この政策金利が高い国の通貨ほどスワップポイントも大きくなります。
通貨 | 政策金利 |
トルコリラ | 24.0% |
メキシコペソ | 7.5% |
ブラジルレアル | 6.5% |
南アフリカランド | 6.5% |
ニュージーランドドル | 1.75% |
オーストラリアドル | 1.5% |
※金利は各国の金利政策によって変動しますのであくまで目安となります
例えば、上記の表を見るとトルコは政策金利が非常に高いですよね。
この場合、トルコリラを買うと高いスワップポイントが期待できるわけです。
これに加えてFXの場合は2つの通貨ペアでの取引となる為、ペアとなる通貨の金利を差し引いた分がスワップポイントとなります。
金利が高いと良いことばかりのような気がしますが、金利が高いというのにはそれなりの理由があることも理解しておく必要があります。
南アフリカやトルコなどは資金調達の為にやむなく金利を上げて他国から資金を呼び込む狙いがあります。
金利を上げることで、多くのスワップ目的の人達がその国の通貨を買おうとするのです。
資金が調達できないと国を運営する上で不利になりますので、そうならないように金利を上げることで少しでも海外からの資金を得ているのです。
資金調達のためにやむなく金利を上げている国には、国そのものが破綻してしまうリスクや急に政策金利が下げられて急落するリスクなどがあります。
また、オーストラリアやニュージーランドのようにインフレ対策として金利を高く設定する国もあります。
最終的には取引をする各FX会社によって決められる
各国の政策金利を基本として、最終的には実際に取引をするFX会社ごとに流動性リスクや取引リスクなどを考慮してスワップポイントは決定されます。
なので、同じ通貨ペアを取引してもFX会社ごとにスワップポイントは異なるのです。
以下の表は各通貨ペアを1万通貨買った際に、1日あたりに得られるスワップポイントを示したものです。
FX会社 | ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
アイネットFX |
76円 | -15円 | 38円 | 38円 | 33円 |
SBI FXTRADE |
83円 | -6円 | 37円 | 43円 | 36円 |
DMM FX |
70円 | -1円 | 20円 | 32円 | 27円 |
FXブロードネット |
70円 | -12円 | 34円 | 37円 | 35円 |
外為ジャパン FX |
70円 | -1円 | 20円 | 32円 | 27円 |
マネーパートナーズ |
50円 | -10円 | 23円 | 30円 | 30円 |
FXプライムbyGMO |
70円 | -18円 | 35円 | 25円 | 25円 |
外為オンライン |
65円 | -26円 | 15円 | 35円 | 30円 |
※スワップポイントは変動しますので上記の数値はあくまで目安となります。
このようにFX会社ごとにかなりバラつきがあるのがわかると思います。
その為、最終的なスワップポイントの確認は必ず取引をするFX会社のホームページなどで確認をするようにしましょう。
スワップポイントと外貨預金の違い
スワップポイントというのは基本的には通貨を保有することによって金利を受け取るというものですが、これだけだと外貨預金とあまり変わらないような印象をもたれる方もいるかもしれません。
しかし、実際にはスワップポイントと外貨預金では細かい部分で異なることが多いです。
スワップポイントと外貨預金には以下の様な違いがあります。
スワップポイント | 外貨預金 | |
手数料及びスプレッド | 0.3銭※ドル円での取引例 | 片道1円~※ドル円での取引例 |
金利 | 日々変動 | 預金時の金利で固定 |
受け取り時期 | 毎日 | 満期時 |
レバレッジ | 25倍まで可能 | 無し |
取引時間 | 24時間 | 銀行の営業時間内 |
信託保全 | あり | 預金保険制度保護対象外 |
ざっと比較をしてみても外貨預金よりもスワップポイントの方が投資としては優れているのがわかるかと思います。
手数料も安いですし、金利を日割りで毎日受け取れますし、レバレッジをかけることもできます。
現状の条件下では外貨預金を行うのであればFXでスワップポイントを狙った方が効率的と言えます。
スワップポイントがつく時間はいつ?
FXでは日割りで毎日スワップポイントが受け取れるわけですが、1日の中のどの時間にスワップポイントがつくのでしょうか。
結論から言うと、取引をするFX会社によって異なります。
FX会社 | 標準時間 | サマータイム |
アイネットFX |
火~土:7:00~7:05 | 火~土:6:00~6:05 |
SBI FXTRADE |
火~土:6:30~7:00 | 火~土:5:30~6:00 |
DMM FX |
火~土:6:50~7:10 | 火~土:5:50~6:10 |
FXブロードネット |
火~土:6:55~7:05 | 火~土:5:55~6:05 |
外為ジャパン FX |
火~土:6:50~7:10 | 火~土:5:50~6:10 |
マネーパートナーズ |
火~金:6:55~7:10 土:6:50~7:10 |
火~金:5:55~6:10 土:5:50~6:10 |
FXプライムbyGMO |
火~土:6:57から 10分~15分の間 |
火~土:5:57から 10分~15分の間 |
外為オンライン |
火~土:6:55~7:05 | 火~土:5:55~6:05 |
大体どこのFX会社も標準時間では午前7時前後が多いですね。
つまり、大体午前7時前後にスワップポイントがつくと考えておけばいいと思います。
また、土日に関してはスワップを受け取ることはできませんが、その分をまとめて付与される曜日があります。
曜日 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スワップ付与日数 | 1日分 | 1日分 | 3日分 | 1日分 | 1日分 | – | – | 1日分 | 1日分 | 3日分 |
(例)営業日 | 10/20 | 10/21 | 10/22 | 10/23 | 10/24 | 10/25 | 10/26 | 10/27 | 10/28 | 10/29 |
(例)受渡日 | 10/22 | 10/23 | 10/26 | 10/27 | 10/28 | – | – | 10/29 | 10/30 | 11/2 |
例えば上記のように日月はスワップポイントが付与されませんが、木曜日に3日分をまとめて付与されたりします。
このように土日や祝日などはスワップポイントは付与されませんが、その前後にまとめて付与されることがあるのです。その曜日もFX会社ごとに異なりますので取引をするFX会社ごとに確認をするようにしましょう。
スワップポイントの計算方法
スワップポイントは以下の様な計算で導き出すことができます。
(1)為替レート×保有通貨数×金利差=1年間のスワップポイント
上記の計算式で1年間のスワップポイントを算出することができます。
スワップポイントは毎日日割りで受け取ることができますので、ここから単純に365日で割れば1日あたりのスワップポイントが算出されます。
(2)1年間のスワップポイント÷365日=1日あたりのスワップポイント
この計算式で1日あたりのスワップポイントがわかります。
例えば、豪ドルの金利が1.5%、日本円の金利が0.1%で為替レートが1豪ドル=100円だった場合に1万通貨分の豪ドルを買うと以下の様な計算式となります。
100円×1万通貨×1.4%=14,000円
この14,000円を365日で割ります。
14,000円÷365日=38.3円
つまり1日あたりのスワップポイントは38.3円となります。
上記の条件下で豪ドルを買っていれば毎日38.3円が付与されるということになります。
これが基本的な計算方法ではあるのですが、ここから各FX会社によって手数料やリスク分などを考慮したスワップポイントが決定されます。
なので、最終的にはこの計算を元にFX会社ごとに微妙にスワップポイントが異なってきますので注意が必要です。
スワップポイントに税金はかかる?
スワップポイントだけで出金ができない場合
獲得したスワップポイント分だけの出金ができないということは、基本的にスワップポイントを受け取る際には一度ポジションを決済して、取引を完結させてから口座へ出金することになります。
この場合、スワップポイントについても為替差益で得た利益同様に課税の対象となります。
つまり、一度決済をしなければいけないので結果的には売買を行って得た利益と同様の扱いとなるのです。
ただし、未決済で保有中のポジションに対して発生しているスワップポイントについては課税の対象外となります。
スワップポイントだけで出金ができる場合
獲得したスワップポイント分だけの出金ができる場合は受け取った際にスワップポイント分が課税の対象となります。
ただし、スワップポイントを受け取らずに貯めている間は課税の対象外となるので、受け取るタイミングを自分でコントロールできます。
いずれにせよ、スワップポイントで獲得した利益については税金がかかります。
注意しなければいけない6つのこと
金利を受け取れるので良いことばかりのようなスワップポイントですが注意すべきこともあります。
以下に注意すべき6つのポイントをご紹介しますので参考にしてみて下さい。
売りで保有した場合はスワップポイントを支払わなければならない
低金利の通貨で高金利の通貨を買えば金利差を受け取ることができますが、その逆である高金利の通貨を売って低金利の通貨を買うと、保持した日数分スワップポイントを支払わなくてはなりません。
例えば、FX会社では以下の様なスワップポイントが適用される金額を提示しています。
買 | 売 | |
---|---|---|
米ドル/円 | 73 | -83 |
ユーロ/円 | -15 | 8 |
英ポンド/円 | 36 | -45 |
豪ドル/円 | 35 | -51 |
NZドル/円 | 34 | -50 |
カナダドル/円 | 45 | -51 |
スイス/円 | -33 | 15 |
トルコリラ/円 | 115 | -135 |
※1日あたりに発生する1万通貨単位の値です
※金額はあくまで一例であり、日々変動します
上記の表のように数値がマイナスになっているところは高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合に1日あたりに支払わなければならない金額例です。
例えば高金利のトルコリラを売りで1万通貨分保有すると1日あたり135円も支払わなければならないということです。
高金利の通貨を低金利の通貨で買えばスワップポイントが受け取れる半面、低金利の通貨を高金利の通貨で買うとその分のスワップポイントを支払わなければいけないということを理解しておきましょう。
金利の変動リスク
金利は常に変動リスクを抱えているということもしっかりと理解しておきましょう。
金利というのは国の政策金利などによって常に変動します。
低金利の通貨で高金利の通貨を買ってスワップポイントを受け取っていたはずが、金利が変動して金利差が逆転し、いつの間にかスワップポイントを支払っていたなんていうことが起こる可能性もあるのです。
例えば、上記のグラフはトルコ政策金利の推移です。
2013年の後半は4.5%でしたが、2018年後半には24%にまで変動しています。
こちらのグラフは豪州政策金利の推移です。
こちらは2008年頃には7.25%だったものが2018年には1.5%にまで下がっています。
スワップ狙いで保有していたつもりがいつの間にか金利が1.5%まで下がり、実はあまりスワップが貰えなくなっていたなんていうこともあるのです。
また、金利が常に変動をするということは急に金利が下げられる可能性もあるということです。
トルコリラなどは2018年時点では24%ととても高い金利なのでスワップ狙いとしてはとても魅力的ですが、しかし同時に急に金利を下げられるリスクもあります。
金利を下げられると当然価格も大きく下がることも予想され、そうなるとスワップで稼ぐどころではなく為替差益によって大きく損失を出してしまう可能性もあるのです。
トルコなどの金利が大幅に変動するような通貨は変動リスクをしっかりと考慮して取引をすることが大切です。
スワップポイント以外の情報にもしっかり目を向けよう
スワップポイントを狙う初心者投資家達にありがちなのが「スワップポイントにしか目が向いていない」ということがあります。
スワップポイントのことにしか目が向いていないので
- 売買のタイミング
- 損切、利確の戦略
- トレンドの把握
- ポジションサイジング
- チャート分析
など、特にテクニカルなことについて疎かになってしまうことが多いのです。
スワップポイント狙いで高金利の通貨を買ってみたけど、よく見たら買うタイミングが最悪だったり、決済ポイントについての何の戦略も無かったり、そもそもトレンドすら把握していなかったりするのです。
一番の理想はスワップポイントでもしっかり稼ぎながら、なおかつ為替差益でもしっかりとプラスに転じていることが望ましいはずです。
せっかくスワップポイントで利益をだしても、為替差益でマイナスになっていては本末転倒です。しっかりとスワップポイント以外の情報にも目を向けた上でトレードをしていくようにしましょう。
レバレッジのかけすぎに注意しよう
スワップポイントの旨味は長期的に保有することで得られます。つまり、スワップポイントを狙うということは多くの場合で長期トレードになる可能性が高いということです。
長期トレードになるということは数カ月~数年というスパンでポジションを持ち続ける可能性もあります。
そのような長期的なトレードにおいて大切になるのは多少の値動きは許容できる資金量でトレードを行うことです。
つまり長期でポジションを持ち続ける予定にもかかわらず、例えば1円マイナス方向に動いただけで強制ロスカットされるようなポジションサイジングは適切ではありません。
レバレッジを上げれば上げるほど、許容できる値動きの幅が小さくなり強制ロスカットされる確率も高くなります。
レバレッジを上げすぎないで、多少の値動きは許容できるように余裕をもってスワップを受け取り続けることが大切です。
高金利の通貨に対するリスクを把握しよう
スワップを狙う場合、ついつい高金利の通貨ばかりを闇雲に狙ってしまいがちです。
しかし、高金利の通貨には「高金利である理由」が必ずあるということを理解しておきましょう。
その国の経済状況が悪く、どうしても海外から資金を集めたかったり、資金を確保したかったり、何かしらの理由があります。そもそも金利の高い通貨は世界的に見てあまり人気のない通貨である可能性が高いので、それだけマーケットも小さいのです。
そうなると、スプレッドが大きく開きがちになったり、流動性リスクが高まったり、やや読みづらい荒れた動きとなりやすかったりするので注意が必要です。
更に高金利の通貨は基本的にインフレ率も高くなりがちなので、お金そのものの価値が下がってしまうリスクも高まります。
いくらスワップポイントで利益が出せるといっても、為替差益で損をしていては本末転倒となってしまうので、高金利の通貨に対するリスクを十分に注意して取引しましょう。
FX会社によってスワップポイントが異なる
FX会社によってスワップポイントが異なるので、自分が取引したい通貨ペアのスワップポイントをFX会社ごとに比較してみるのも大切です。
スワップポイントは毎日少しずつ受け取るものですので、ちょっとしたスワップポイントの適応価格の違いが数カ月後、数年後にボディーブローのようにジワジワと効いてくるのです。
例えば、FX会社によっては同じ通貨ペアの取引でもスワップポイントが10円くらい違うということもザラにあります。
10円の差でも数カ月、数年とポジションを持ち続ければ以下のように受け取れる金額に差がでてきます。
1日目 | 1カ月後 | 6カ月後 | 1年後 | 3年後 | 5年後 | |
1日あたり80円 | 80円 | 2,400円 | 14,560円 | 29,200円 | 87,600円 | 146,000円 |
1日あたり70円 | 70円 | 2,100円 | 12,740円 | 25,550円 | 76,650円 | 127,750円 |
差異 | -10円 | -300円 | -1,820円 | ‐3,650円 | ‐10,950円 | ‐18,250円 |
これは1万通貨分を保有した例ですが、全く同じ通貨ペアを取引したにも関わらず1年後には3,650円もの差が生じています。
これはあくまで1万通貨での取引例ですので、取引数量を増やしていけばそれだけ差も大きなものとなります。(10万通貨で取引をしてれば1年後には36,500円もの違いになる)
スワップポイントを狙うのであれば、自分が取引をする通貨ペアのスワップポイントをFX会社ごとに比較していくことも大切です。
以下にスワップポイントの比較表も用意してありますので是非参考にしてみて下さい。
各FX会社のスワップポイント比較
1万通貨分を保有した際に1日あたりに受け取れるスワップポイントを比較してありますので参考にしてみて下さい。
FX会社 | ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
アイネットFX |
76円 | -15円 | 38円 | 38円 | 33円 |
SBI FXTRADE |
83円 | -6円 | 37円 | 43円 | 36円 |
DMM FX |
70円 | -1円 | 20円 | 32円 | 27円 |
FXブロードネット |
70円 | -12円 | 34円 | 37円 | 35円 |
外為ジャパン FX |
70円 | -1円 | 20円 | 32円 | 27円 |
マネーパートナーズ |
50円 | -10円 | 23円 | 30円 | 30円 |
FXプライムbyGMO |
70円 | -18円 | 35円 | 25円 | 25円 |
外為オンライン |
65円 | -26円 | 15円 | 35円 | 30円 |
※スワップポイントは変動しますので上記の数値はあくまで目安となります。
FXにおけるスワップポイントの仕組みを理解して、最低限損のないように立ちまわれるようにしていきましょう。なぜスワップポイントを受け取れるのか?逆になぜスワップポイントを支払わなければいけないのか?この仕組みを理解し、うまく利用できるようにしていきましょう。
スワップポイントについてある程度理解したら、下記の実際に稼ぐ方法についても是非参考にしてみて下さい。