米FHFA住宅価格指数とは？基礎知識や為替相場との関係性

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FHFA住宅価格指数とはアメリカの50州全てと400を超える都市のデータに基づいて、一戸建て住宅の価値の変化を測定する指数のことです。
ちなみに「FHFA」はFederal Housing Finance Agency（米国連邦住宅金融庁）の頭文字をとったものです。
数千万件の住宅販売がデータに組み込まれており、国、国勢調査部門、州、大都市圏、郡、郵便番号、および国勢調査地区レベルでの住宅価格の変動がわかります。

前月比で±何％になったのかを見ることで、アメリカの住宅価格の推移を確認することができます。

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このチャートを見ると住宅価格が年々上がっているのがよくわかりますね。

いつ発表される？: 毎月第4火曜日に2カ月前の結果が発表されます。

誰が発表するの？: Federal Housing Finance Agency（米国連邦住宅金融庁）が発表します。

なぜ注目されているの？: あらゆる地域レベルでの住宅価格の傾向をタイムリーかつ正確に示す指標として機能している為、住宅ローンのデフォルト率、期限前返済率、住宅の価格の変化を見積もるのに役立っています。
また、サンプルの幅が広いため、他の住宅価格指数よりも多くの情報が得られる為信頼性が高い指標です。
より高い精度で住宅価格の動向が知れる為、今のアメリカの経済状況を知れる先行指標として非常に注目されています。

為替相場との関係性は？: 景気が良い時は住宅も良く売れることから住宅価格は上がりやすく、逆に景気が悪い時は住宅はあまり売れないことから住宅価格が下がりやすくなります。このことから住宅価格が上がっているときは景気も上向きである可能性が高く、金利上昇圧力からドル需要も増加します。
反対に住宅価格が下がっている時は景気も下向きである可能性が高く、金利下落圧力からドル需要は減少します。