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FXをやるのであれば必ず必要になるのがFX口座です。
そんなFX口座には「国内FX口座」と「海外FX口座」があり、どちらを使うべきなのか迷ってしまう人も多いと思います。
そこで、今回は「国内FX業者」と「海外FX業者」の特徴の違いを14の項目に分けて徹底比較してみました。
是非参考にしてみて下さい。
①スプレッドで比較
やはりFXトレードを行う上で気になるのがスプレッドによる取引コストです。
スプレッドに関して言えば、最終的には当然ながら国内や海外というよりはFX業者毎に異なる部分ではありますが、ここではある程度の指標として国内大手であるDMM FXと海外大手であるXMのスプレッドを比較してみたいと思います。
通貨ペア | DMM FX(国内) | XM(海外) | ||
スプレッド | 提示率 | 平均スプレッド | 最小スプレッド | |
米ドル/円 | 0.2銭 | 96.07% | 1.6pips | 1.5pips |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 95.74% | 2.5pips | 2.2pips |
ポンド/円 | 1.0銭 | 95.81% | 3.9pips | 3.5pips |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 95.94% | 3.3pips | 3.2pips |
NZドル/円 | 1.2銭 | 96.01% | 3.2pips | 2.9pips |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 96.42% | 1.7pips | 1.6pips |
ポンド/米ドル | 1.0pips | 96.80% | 2.4pips | 2.0pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 96.17% | 1.9pips | 1.6pips |
ほとんどの国内FX業者は「原則固定スプレッド」になっているのに対して、ほとんどの海外FX業者は「変動スプレッド」になっています。
ですので、海外FX業者のXMは「平均スプレッド」を比較対象とさせて頂きます。
スプレッドで比較をすると圧倒的に国内FX業者の方が狭く、取引コストは抑えることができます。
これは国内FX業者の多くはDD方式を採用している為です。
このあたりの仕組みを説明するとかなり長くなってしまいますので、NDD方式の海外FX業者がスプレッドを狭くできないのに対して、DD方式の国内FX業者がスプレッドを狭くできる詳しい理由については以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい。
DD方式とNDD方式とは?どちらのFX業者がトレーダーにとって有利?
②キャンペーン・ボーナスで比較
せっかくFX口座を開設するのであればお得なキャンペーンやボーナス等も気になりますよね。
これも最終的にはFX業者毎に異なる部分ではありますが、国内FX業者と海外FX業者では主に以下のような違いがあります。
国内FX業者 | 海外FX業者 |
キャッシュバックキャンペーン | 入金ボーナス・取引ボーナス |
結論から言うと、キャンペーンやボーナスに関しては海外FX業者が圧倒的にお得です。
国内FX業者の「キャッシュバックキャンペーン」は条件が厳しい
多くの国内FX業者がよく「今なら20,000円キャッシュバック!」等と行っているキャッシュバックキャンペーンというのは必ず「条件」があります。
例えば「口座開設から3カ月以内に500ロット以上の取引をすれば20,000円をキャッシュバックする」といったものです。
この「500ロット以上の取引」というのは初心者の方にとっては簡単な条件とは言えません。もし一回当たり1ロットで取引をする予定の人であれば500回も売買を行わなければいけないのです。
ですので、国内FX業者が行っているキャッシュバックキャンペーンというのは現金が戻ってくるという意味では美味しいのですが、比較的条件が厳しいのがネックなのです。
海外FX業者の「入金ボーナス・取引ボーナス」は条件なし
これに対して、海外FX業者が行っている入金ボーナスや取引ボーナスというのは条件なしの入金をするだけでボーナスを得ることができます。
例えばXMの場合「500ドルの入金に対して+100%、4,500ドルの入金に対して+20%のボーナス」が付与されます。
これはつまり「5万円を入金すると、追加でもう5万円分の証拠金が得られる」ということです。(1ドル100円換算)
入金をするだけで実質的には5万円分もお得になり、いきなり倍である10万円の証拠金でトレードをすることができるのです。
その後も入金するたびに+20%のボーナスが受け取れます。(最大4,500ドルまで)
例えば100万円を入金したら追加で20万円分もボーナスが付くということになります。
また、これとは別に「口座開設をするだけで」3,000円分の取引ボーナスというものが受け取れます。
ですので、最初は入金すらしなくても、いきなり貰った3,000円でトレードを始めることもできてしまいます。
③レバレッジで比較
特に資金の少ない時はレバレッジも非常に重要な比較対象です。
国内FX業者と海外FX業者ではレバレッジに以下のような差があります。
国内FX業者 | 海外FX業者 |
最大25倍 | 数百倍~数千倍という業者も |
国内FX業者は金融庁のレバレッジ規制によって最大25倍までとなっております。
これに対して海外のFX業者は金融庁の管轄外なので、国内のレバレッジ規制が適応されません。その為、数千倍というレバレッジのFX業者もあります。
このことから、単純なレバレッジ比較では圧倒的に海外FX業者の方が有利であると言えます。
よく「ハイレバレッジは危険」と勘違いしている方もいますが、レバレッジは高ければ高いほど選択肢が広がりトレードの戦略も広がる為、高いに越したことはありません。
この辺りは以下の記事で詳しく解説してますので参考にしてみて下さい。
初心者FXトレーダーの9割が誤解「ハイレバレッジ=危険」という間違った認識
④スワップポイントで比較
長期的な運用でスワップを狙いたい方にとっては国内FX業者と海外FX業者ではどちらがスワップで有利なのか気になるところですよね。
スワップに関しても最終的にはFX業者毎に異なりますが、ここでは目安として
- 国内店頭FX業者(外貨ex byGMO)
- 国内取引所FX業者(GMOクリック証券【くりっく365】)
- 海外FX業者(XM)
の3社を比較してみたいと思います。
以下の表は2019年10月時点における主要通貨ペア1万通貨単位あたりの1日のスワップです。(スワップは日々変動しますのであくまで目安となります)
通貨ペア | 外貨ex byGMO (国内店頭) |
GMOクリック証券【くりっく365】 (国内取引所) |
XM(海外) | |||
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
USDJPY | 57円 | -72円 | 69円 | -69円 | 39円 | -98円 |
EURJPY | -20円 | 5円 | -6円 | 6円 | -42円 | -23円 |
GBPJPY | 22円 | -37円 | 31円 | -31円 | 21円 | -78円 |
AUDJPY | 18円 | -33円 | 18円 | -18円 | -3円 | -58円 |
EURUSD | -86円 | 71円 | -78円 | 78円 | -110円 | 49円 |
GBPUSD | -57円 | 42円 | -49円 | 49円 | -79円 | 10円 |
スワップポイントに関しては基本的に海外FX業者よりも国内FX業者の方が高く、中でも取引所取引のくりっく365が最もスワップポイントにおいては有利と言えます。
くりっく365は基本的にスワップポイントに対して手数料が引かれず、買と売が一本値(同値)となっている為、スワップにおいてはかなり良い条件と言えます。
⑤ゼロカットシステム・追証の有無で比較
リスクヘッジという観点から「ゼロカットシステムの有無」も非常に重要な比較対象です。
ゼロカットシステムというのは簡単に説明すると「証拠金以上の損失(マイナス分)は全てゼロでカットされて相殺されるシステム」のことです。
FXのゼロカットシステムとは?仕組みを利用して両建てすれば絶対に勝てるのか?
つまり、ゼロカットシステムがあれば自分の資金以上の損失を出すことが100%無いので借金をするリスクも追証を支払うリスクも無いということです。
国内FX業者 | 海外FX業者 |
ゼロカットシステム無し (口座資金がマイナスになるリスク有り) |
ゼロカットシステム有り (口座資金がマイナスになるリスク無し) |
国内FX業者は金融庁からの規制によってゼロカットシステムの導入ができません。その為、国内FX業者を利用している際に、急な為替変動やフラッシュクラッシュ等が起こって損切りが間に合わないと、最悪の場合口座資金がマイナスになってしまう恐れもあります。
その点海外FX業者にはゼロカットシステムが導入されているので、急な為替変動によって損切りが間に合わなかったとしても証拠金以上の損失はでません。
つまり、海外FX業者の場合は入金額をコントロールすることによって最大リスクもコントロールできるということであり、これはトレーダーにとってはかなり心強く安心できるシステムとなっています。
⑥手数料で比較
取引手数料に関して言えば基本的には国内FX業者も海外FX業者も無料です。
ただし、海外FX業者の中には一部「スプレッドゼロ口座」という特別な種類の口座もあり、そのような口座を選択した場合はスプレッドが狭くなる代わりに手数料が発生します。
スタンダード口座であれば基本的には両者共に手数料は無料です。ですので、取引コストで比較をしたい場合は手数料の有無ではなくスプレッドで比較をするといいと思います。
⑦サポートで比較
サポートに関しても最終的には国内や海外というよりもFX業者毎に異なるということになりますが、ここでは目安として国内大手のDMM FXと海外大手のXMのサポートを比較してみたいと思います。
ちなみに国内FX業者は当然ですが、海外FX業者であるXMも全て日本語対応しているので、そこは同じです。
DMM FX(国内) | XM(海外) |
・電話サポート(7時~18時50分) ・メールサポート(24時間) ・ラインサポート(24時間) ・AIチャットサポート(24時間) |
・ライブチャット(9時~17時) ・メール(24時間) |
サポート体制に関して言えばそこまで差はありませんが、しいて言うなら電話対応しているDMM FXの方がメールやチャットが苦手という方には良いかもしれないです。
ただ、通話よりもライブチャットでスタッフが常駐してくれている方がいいという人もいると思うので、この辺りは好みの問題でもあります。
⑧取引ツールで比較
実際にFXトレードを行う上で欠かせないのが「取引ツール」です。取引ツールに関しては以下のような違いがあります。
国内FX業者 | 海外FX業者 |
自社プラットフォームがメイン | MT4/MT5がメイン |
基本的にはこのような違いがありますが、国内FX業者の中には一部MT4/MT5が使える業者もありますし、海外FX業者の中には一部MT4/MT5ではない業者もありますので、そのあたりはご了承ください。
国内FX業者は基本的に自社のプラットフォームを利用することが多いので、使い勝手などはFX業者毎に異なります。言ってしまえば使いやすさなどは業者毎にピンキリです。
これに対して海外FX業者がメインで使用している「MT4/MT5」は世界で最も多くの人が利用している取引ツールとして有名です。
MT4/MT5は非常に高機能なテクニカル分析ツールが使用できるのはもちろん、EA(エキスパートアナライザー)というプログラムを利用した自動売買を行うことも可能です。
⑨信頼性・安全性で比較
自分の大切なお金を運用することになるので、信頼性や安全性も非常に重要な観点です。
信頼性・安全性について、ここでは国内大手のDMM FXと海外大手のXMを以下の4つの項目に分けて比較してみたいと思います。
- ライセンスの有無
- 信託保全
- ゼロカットの有無
- 自己資本規制比率
DMM FX(国内) | XM(海外) | |
ライセンス | 日本金融庁ライセンス | セーシェル金融庁ライセンス |
信託保全 | 信託保全 | 分別管理 |
ゼロカットの有無 | ゼロカットが無いので口座資金マイナスのリスク有り | ゼロカットにより口座資金マイナスのリスク無し |
自己資本規制比率 | 531.9% | 不明 |
ライセンスに関して
まずライセンスですが、日本国内でFX業を行う場合は金融庁の許可が必須になる為、国内FX業者は日本の金融庁の許可を得ているのが前提となります。
しかし、海外FX業者の場合は、中には無登録でFX業を行っている会社もある為注意が必要になります。
XMに関して言えばしっかりとセーシェル金融庁のライセンスを取得していますが、それでもセーシェル金融庁のライセンスは日本の金融庁よりも取得条件が甘いので、日本金融庁のライセンスよりは信頼性は低いと考えられます。
信託保全に関して
国内のFX業者は金融庁の規制によって信託保全が義務化されている為、万が一FX業者が破綻した場合でも自分の証拠金は保全される仕組みとなっています。
しかし、海外FX業者の場合は信託保全は義務化されておらず、あくまで「区分管理」という管理方法である業者が多く、XMも区分管理となっています。
区分管理というのは顧客の資金を自社ではなく他の金融機関にて管理することを意味します。分別管理においても万が一FX業者が破綻した場合でも顧客の資金は戻ってくる仕組みとなっています。
しかし、信頼度は「信託保全>区分管理」であることは言えるので、万が一の事態では国内FX業者の方が信頼できると言えます。
ゼロカットシステムの有無
海外FX業者の場合ゼロカットシステムが導入されているので、資金がマイナスになるリスクがありません。
これに対して国内FX業者にはゼロカットシステムが導入されていないので、資金がマイナスになるリスクがあります。
つまり、海外FX業者はリスクの最大値が明確であり、借金のリスクもないので、その分安心できると言えます。
自己資本規制比率
自己資本規制比率というのは数値が高ければ高いほどその業者はリスクに対する許容度も高く、つまり破綻するリスクも低い会社であると言えます。
この数値が140%を下回ると金融庁へ届け出が必要となり、業務方法の変更が命じられます。
国内FX業者はしっかりと自己資本規制比率を開示しているのに対して、海外FX業者の多くは不明であることが多いです。
情報を開示している分、国内FX業者の方が信頼感はあると言えます。
⑩税率・税制で比較
FXでせっかく稼げても、税率の違いによって手元に残るお金は大きく変わってきます。税率の違いも重要な比較対象です。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
税制度 | 申告分離課税 | 総合課税 |
損失繰越 | 3年間 | 無し |
20万円~195万円 | 一律20.315% | 15% |
195万円~330万円 | 20% | |
330万円~695万円 | 30% | |
695万円~900万円 | 33% | |
900万円~1,800万円 | 43% | |
1,800万円~4,000万円 | 50% | |
4,000万円~ | 55% |
税率は国内FX業者は一律20.315%ですが、海外FX業者は累進課税となっていて、税制度も国内FX業者は「申告分離課税」に対して海外FX業者は「総合課税」となっています。
330万円以下であれば海外FX業者の方が税率はお得になりますが、それ以上は国内FX業者の方がお得になります。
なので、数千万円稼ぐようなトレーダーは当然国内業者一択です。
⑪取引可能通貨ペア数で比較
主要通貨ペア以外にもマイナーなあらゆる通貨ペアの取引をしたいという方の場合は、取引可能な通貨ペアの数も一つの比較対象です。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
取り扱い通貨ペア数 | 20~30が多い | 50~60が多い |
あくまでざっくりとですが、国内FX業者は20~30通貨ペアという業者が多く、海外FX業者は50~60通貨ペアという業者が多いです。
もちろん、最終的にはFX業者毎に異なりますが、平均的な数値では海外FX業者の方が取り扱い数は多いです。
「人民元」「ロシアンルーブル」「タイバーツ」「香港ドル」等の、マイナー通貨よりも更に流通量の少ない「エキゾチック通貨ペア」の取引をしたい場合は取扱数の多い海外FX業者を利用した方がいいかもしれません。
⑫年間取引高(出来高)で比較
取引高が多ければ多いほどそのFX業者を利用している人も多いということであり、多くのトレーダーから支持されているということでもあります。
実は取引高で見ると国内FX業者の圧勝です。
国内FX業者全体の取引高はなんと世界の取引高の40%を占めているとも言われています。というのも、そもそもFX市場自体の日本人が占める割合が非常に多いからなんです。
特にGMOクリック証券とDMM FXの2強状態になっていて、この2社だけでも年間1,000兆円弱の取引高になります。
⑬取引方法で比較
FX業者には大きく分けると「DD方式」と「NDD方式」の2種類の取引方法があります。
DD方式とはDealing Desk方式の略で、業者内にディーリングデスクを設置してFX業者と顧客とで直接取引をする方式のことです。相対取引、店頭取引、B-BOOK方式等とも呼ばれます。
NDD方式とはNo Dealing Desk方式の略で、その名の通り業者内にディーリングデスクを置かずに顧客の注文をそのままインターバンクへカバーする方式のことです。A-BOOK方式とも呼ばれます。
両者の特徴をものすごく簡単に説明すると、DD方式は「スプレッドが非常に狭い代わりに取引に不透明感がある」のに対してNDD方式は「取引に透明性はあるがその分スプレッドによるコストがかかる」ということになります。
更に詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
DD方式とNDD方式とは?どちらのFX業者がトレーダーにとって有利?
国内FX業者 | 海外FX業者 |
DD・NDD | DD・NDD |
国内FX業者も海外FX業者も共にDD・NDDが存在します。
基本的に「原則固定スプレッド」ができるFX業者は全てDD方式です。
国内FX業者の多くはDD方式ですが、くりっく365のようにNDD方式のFX業者もあります。また、海外FX業者でもDD方式の業者もNDD方式の業者もありますのでそのあたりは注意してください。
DD方式とNDD方式のどちらが良いのかは一概に言えませんが、「取引コストをとるか?取引の透明性をとるか?」で判断するといいと思います。
⑭約定力で比較
実際にトレードをする際には「約定力」も非常に重要な比較対象です。
ただ、約定力はFX業者毎に大きく異なるので「国内と海外」というくくりでの比較はできません。
また、約定力というのは具体的なデータなどで比較できるものでもないので、ここでは目安として国内大手のDMM FX、外貨ex byGMOと海外大手のXMの3社における公式ホームページに記載されている約定に関する情報で比較してみたいと思います。
DMM FX(国内) | 外貨ex byGMO(国内) | XM(海外) |
EMCOMシステムによる約定スピードの向上 | ECNを含む多数あるカバー取引先より、安定したレート提供と約定を実現 | ・リクオートなし ・約定拒否なし ・全注文の99.35%は1秒以内に約定 |
表現にバラつきはありますが、国内も海外も大手のFX業者はしっかり約定力にも力を入れていることがわかります。
それでは全14項目の比較を簡単にまとめてみたいと思います。
それぞれ有利だと思う方を赤くハイライトをしてあります。また、両者共にそれほど差が無い項目に関してはどちらもハイライトしてありません。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
スプレッド | 狭い | 広い |
キャンペーン | △ | ◎ |
レバレッジ | 最大25倍 | 数千倍 |
スワップ | 有利 | 不利 |
ゼロカットシステム | × | 〇 |
手数料 | 無し | 無し |
サポート | ◎ | 〇 |
取引ツール | 自社プラットフォーム | MT4/MT5 |
信頼性・安全性 | ◎ | △ |
税率・税制 | 一律20.315% | 累進課税(最大55%) |
取引可能通貨ペア数 | 20~30 | 50~60 |
年間取引高 | 多い | 少ない |
取引方法 | DD・NDD |
DD・NDD |
約定力 | 〇 | 〇 |
ざっと見ても両者共にメリットデメリットがあるのがわかります。
これらを踏まえてそれぞれどんな人が国内FX業者を使うべきで、どんな人が海外FX業者を使うべきなのかご紹介します。
国内FX業者を使うべき人
- とにかく取引コスト(スプレッド)を抑えたい
- スワップポイントを狙いたい
- 資金が豊富にあってレバレッジをそこまで必要としない
- 330万円以上稼いでいる
- 信頼できる業者を利用したい
国内FX業者では米ドル円のスプレッドが0.2銭(原則固定)の「外貨ex byGMO」や「DMM FX」、取引所取引で高スワップな「GMOクリック証券【くりっく365】」がおすすめです。
海外FX業者を使うべき人
- お得なキャンペーンを利用したい
- 高いレバレッジで資金効率の良い運用をしたい
- ゼロカットシステムで借金リスクのない安全なトレードをしたい
- 利益と収入の合計が330万円以下
- エキゾチック通貨ペアの取引がしたい
海外FX業者を利用するならボーナスも豊富な最大手である「XM」がおすすめです。
両者の「良い所どり」をしよう
おすすめなのは両者の良い所どりをする選び方です。
資金が少ない内はキャンペーンやボーナスが豊富で、なおかつ高いレバレッジによるトレードが可能、そしてゼロカットシステムによって借金リスクゼロの海外FX業者でスタートダッシュをして、ある程度稼げて来たら(330万円以上)、税率でも有利な国内FX業者に移行するというのが最も賢い選択方法と言えます。