スワップポイントとは?付く仕組み・受け取りと支払い・税金をやさしく解説

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こんな疑問を持つ方へ
  • スワップポイントとは何?なぜもらえるの?
  • スワップポイントはいつ・何日分付くの?
  • ドル円を持つと1日いくらもらえる?売りだと払うの?
  • スワップポイントにも税金はかかる?いつの所得になる?

スワップポイントとは、FXで2つの通貨の金利の差を、ポジションを持っている日数分だけ毎日受け払いするものです。金利の高い通貨を買えば受け取り、売れば支払います。米ドル/円を1万通貨買った場合、2026年10月2日に確認した3社の公表値は1日125〜130円(10月1日の取引日分)でした。

この記事では、スワップポイントの仕組みと付く時間、計算方法、税金を初心者向けに解説します。FRB・日銀の政策金利と、当サイトのスワップ倍増DAYデータベースの計算も使って、目安と実際の額を比べました。

スワップポイントとは?2つの通貨の金利差の受け払い

図1 スワップポイントの受け取りと支払い(米ドル/円の例) 政策金利:米国3.75〜4.00%、日本1.25%(2026年10月2日時点) 米ドル/円を「買う」 金利の低い円を売って 金利の高い米ドルを持つ → 金利差を受け取る 例:1日 +125〜+130円 米ドル/円を「売る」 金利の高い米ドルを売って 金利の低い円を持つ → 金利差を支払う 例:1日 −140〜−159円 例の金額は1万通貨・1日分。FXブロードネット・外為オンライン・アイネットFXの2026年10月2日公表値(10月1日の取引日分)

図: 米ドル/円の買いと売りで、スワップポイントの受け払いが逆になる(hiro-fx.com 作成)

FXでは、必ず2つの通貨を交換する形で取引します。米ドル/円を買うのは、円を売って米ドルを持つことです。持っている通貨の金利と、売った通貨の金利の差を、日割りで受け払いするのがスワップポイントです。

米国の政策金利は、FRBが2026年9月16日に0.25%引き上げて3.75〜4.00%です。日本は、日銀が9月18日に1.25%程度へ引き上げました(9月24日から適用)。米ドルのほうが金利が高いので、米ドル/円を買うと受け取り、売ると支払いになります。

政策金利とは、中央銀行が金融政策の目標にしている短期の金利です。日本では、銀行どうしが1日だけお金を貸し借りする「無担保コール翌日物」の金利が目標になっています。

受け取りより支払いのほうが大きい

同じ1万通貨でも、受け取る額と支払う額は同じではありません。2026年10月2日に確認した3社では、買いの受け取りが125〜130円、売りの支払いが140〜159円でした。どの会社も、支払いのほうが受け取りより大きく設定されています。

また、金利差が逆になれば、買いでも支払いに変わります。外為オンラインも、金利差が逆転したときなどは受け取りから支払いに変わることがあると注意を書いています。

スワップポイントはいつ付く?毎日の取引終了時と「付与日数」

図2 2026年10〜12月、付与日数が「ふつう」と違う日(米ドル/円) ふつうは月・火・木・金が1日分、水曜が3日分。その日の取引終了時(日本時間の翌朝)に付与 取引日 付与日数 理由(休日) 10月7日(水) 4日分 スポーツの日・米・コロンブスデー 10月9日(金) 0日分 スポーツの日・米・コロンブスデー 10月29日(木) 2日分 文化の日 11月2日(月) 0日分 文化の日 11月6日(金) 2日分 米・退役軍人の日 11月9日(月) 0日分 米・退役軍人の日 11月18日(水) 4日分 勤労感謝の日 11月20日(金) 0日分 勤労感謝の日 11月23日(月) 2日分 米・感謝祭 11月24日(火) 0日分 米・感謝祭 12月22日(火) 4日分 米・クリスマス 12月23日(水) 0日分 米・クリスマス 12月28日(月) 5日分 年末・元日・米・元日・年始 12月30日(水) 0日分 年末・元日・米・元日・年始 12月31日(木) 0日分 元日・米・元日・年始 出典:hiro-fx.com スワップ倍増DAYデータベース(受渡日のルールで計算)。実際の付与日数は各社のカレンダーで確認

図: 2026年10〜12月の付与日数の予定(hiro-fx.com スワップ倍増DAYデータベースの計算)

スワップポイントは、各営業日の取引終了時(ニューヨーク市場の終わり)に持っているポジションに付きます。日本時間では、米国の夏時間は朝6時ごろ、冬時間は朝7時ごろです。その時刻をまたいで持っていなければ、デイトレードで1日に何度取引しても付きません。

付く日数は毎日1日分とは限りません。為替の取引は、取引した日の2営業日後にお金を受け渡すルールで動いていて、その受け渡しの日数でスワップを計算するためです。土日の分はふつう水曜にまとめて付くので、水曜は3日分になります。

日本や米国の祝日がからむと、4日分以上の日や、0日分(付かない日)も出ます。2026年は10月7日(水)が4日分、12月28日(月)は年末年始の分で5日分の予定です。

会社(PR)スワップが付く時点付与日数の確かめ方
アイネットFX各営業日の取引時間終了時「本日のスワップポイント」に付与日数を表示
FXブロードネット取引時間終了時に持っているポジション月ごとのスワップポイントカレンダー(PDF)
外為オンライン毎日のロールオーバー(取引終了)時月ごとのスワップポイント一覧表(PDF)

※各社の公式サイトの説明(2026年10月2日確認)。並びは元記事の掲載順で、順位ではありません。

各社のスワップポイントの公式ページ(PR)

アイネットFXFXブロードネット外為オンライン

※広告(PR)を含みます。スワップポイントは毎日変わり、受け取りから支払いに変わることもあります。

あわせて読みたい:ドル円のスワップ3倍デーとは?水曜日に3日分がまとめて付与される仕組み

スワップポイントの計算方法:金利差から1日の目安を出す

図3 金利差ごとのスワップポイントの目安(米ドル/円・1万通貨) 目安=レート×通貨量×金利差÷365日。レートは1ドル=157.39円(2026年9月30日のNYの取引終了時点) 2国の金利差 1日あたり 30日あたり 1年あたり 1% 43円 1,294円 15,739円 2% 86円 2,587円 31,478円 2.65% 114円 3,428円 41,708円 3% 129円 3,881円 47,217円 4% 172円 5,174円 62,956円 緑の行=2026年10月2日時点の日米の短期金利の差(米国の実効FF金利3.88%−日本の無担保コール1.227%)。hiro-fx.com 計算

図: 金利差ごとのスワップの目安(hiro-fx.com 計算)

スワップポイントの目安は「レート×通貨量×金利差÷365日」で計算できます。1ドル=157.39円、1万通貨、金利差1%なら、157.39円×10,000×1%÷365=約43円です。

2026年10月2日時点で確認できた日米の短期金利の差は2.65%(米国の実効FF金利3.88%=9月30日、日本の無担保コール翌日物1.227%=9月29日)なので、目安は1日約114円です。政策金利の差(2.625%)で計算しても約113円になります。取引数量が1,000通貨なら、どれも10分の1です。

ただし、これはあくまで目安です。FXブロードネットは、スワップポイントは2通貨間の金利差から算出され、市場金利の変化に応じて日々変化すると説明しています。実際の額は各社が決めるので、取引する会社の公表値で確かめましょう。

【データ】ドル円のスワップはいくら?金利差の目安と3社の公表値

図4 米ドル/円・1万通貨の1日分のスワップ:目安と3社の公表値 青=買いで受け取る額、オレンジ=売りで支払う額(どちらも1日分)。緑=日米の短期金利の差からの計算値 0円 60円 120円 180円 金利差からの目安(2.65%) 114円 アイネットFX(アイネット証券) 受け取り 130円 FXブロードネット 受け取り 125円 外為オンライン 受け取り 130円 アイネットFX(アイネット証券) 支払い 145円 FXブロードネット 支払い 159円 外為オンライン 支払い 140円 出典:各社公式サイトのスワップ一覧(10月1日の取引日分・2026年10月2日確認)。目安は hiro-fx.com が FRB・日銀のデータから計算

図: 米ドル/円・1万通貨・1日分のスワップポイント:金利差からの目安と3社の公表値(hiro-fx.com 作成)

日米の短期金利の差から計算した目安は1日約114円でした。3社の公表値(10月1日の取引日分)は、買いの受け取りが125〜130円で、目安より少し多めです。売りの支払いは140〜159円で、同じ会社の受け取りより10〜34円大きくなっていました。

会社(PR)買い(1日分)売り(1日分)2026年9月の買いの合計2026年9月の売りの合計
アイネットFX+130円−145円——
FXブロードネット+125円−159円+3,851円−4,939円
外為オンライン+130円−140円+3,845円−4,235円

※米ドル/円・1万通貨。1日分は10月1日の取引日分(2026年10月2日確認)。9月の合計は各社の月間カレンダー(PDF)の米ドル/円を足したもの(取引日9月1日〜30日・32日分)。アイネットFXは月間の一覧を確認できなかったため「—」。

各社の口座とスワップポイント(PR)

アイネットFXFXブロードネット外為オンライン

※広告(PR)を含みます。スワップポイントは毎日変わり、受け取りから支払いに変わることもあります。

2026年9月の1か月、米ドル/円を1万通貨買って持っていた場合の受け取りは、外為オンラインで3,845円、FXブロードネットで3,851円でした。外為オンラインの1日分は、9月1日〜は130円、8日〜は95円、15日〜は125円、29日〜は130円と変わっています。スワップは月の途中でも変わります。

2社の9月のカレンダーの付与日数は、当サイトのスワップ倍増DAYデータベースの計算と、22営業日すべてで一致しました(外為オンライン22日・FXブロードネット22日)。9月16日(水)は敬老の日・国民の休日・秋分の日の連休の分で6日分、9月18日(金)・21日(月)・22日(火)は0日分です。

1日分のスワップは、値動きにするとどれくらい?

1万通貨で1日130円のスワップは、値動きにすると1.3pips(1.3銭)分です。一方、2026年9月のドル円の1日の値幅の真ん中は137pipsでした(当サイトの値幅データ・22営業日)。1日のふつうの値動きは、スワップの約105日分にあたります。

スワップは毎日少しずつ積み上がりますが、為替の損益は1日で大きく動きます。スワップだけを見て取引を始めると、為替の損でスワップ以上に失うことがある点は覚えておきましょう。

スワップポイントの税金:20.315%。いつの所得になるかは口座で違う

図5 FXのスワップポイントにかかる税金(2026年分・個人) 国内FXの利益は、売買の損益とスワップを合わせて「先物取引に係る雑所得等」 項目 内容 税率 所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%=20.315% 課税の方法 ほかの所得と分ける申告分離課税 日々受け払いする口座 受け払いしたスワップはその年の所得(例:GMOのFXネオ) 決済や振替で受け取る口座 未決済のスワップは対象外(例:JTG証券、くりっく365) 損失が出た年 確定申告で翌年以後3年間くり越せる 出典:国税庁 タックスアンサーNo.1521、GMOクリック証券・JTG証券のよくある質問(2026年10月2日確認)

図: スワップポイントにかかる税金のまとめ(国税庁・各社の説明をもとに hiro-fx.com 作成)

国内のFX会社で受け取ったスワップポイントは、売買の損益と合わせて「先物取引に係る雑所得等」になります。国税庁によると、所得税15%と住民税5%の申告分離課税で、2026年分は復興特別所得税(所得税の2.1%)も加わるため、合計20.315%です。

なお、2027年1月1日以後の所得は、復興特別所得税が1.1%に下がり、防衛特別所得税が加わると国税庁は説明しています。2027年分からは内訳が変わる点も覚えておきましょう。

スワップが「どの年の所得になるか」は、口座のしくみで違います。GMOクリック証券のFXネオは、受け払いが毎日あるので、受け払いしたスワップは原則すべて課税対象と説明しています。JTG証券は、決済していないポジションのスワップや、振替していないスワップは課税の対象外としています。

国税庁によると、給与を1か所から受けている会社員は、給与以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要です。年末にポジションを持ち越す人は、自分の口座の扱いを会社の説明で確かめておきましょう。

あわせて読みたい:スワップ振替のデメリットとは?税金の落とし穴と自動・手動の違い

スワップポイントを狙う前に知っておきたい注意点

図6 スワップポイントを狙う前に確かめたい5つのこと スワップは毎日少しずつ、為替の損益は一度に大きく動く ✓ ① 売りで持つと、毎日スワップを支払う(受け取りより支払いのほうが大きい) ✓ ② 金利が変わるとスワップも変わる(2026年9月は日米とも利上げ) ✓ ③ 1日分のスワップ(1.3pips程度)より、1日の値動き(約137pips)のほうがずっと大きい ✓ ④ レバレッジを上げすぎると、スワップを受け取る前にロスカットされうる ✓ ⑤ 税金の計算に入るタイミングは、口座のしくみで違う

図: スワップポイントを狙うときの注意点(hiro-fx.com 作成)

スワップポイントは、金利が変わればすぐに変わります。2026年9月は、FRBと日銀がそろって利上げをしました。米国の利上げは受け取りを増やし、日本の利上げは減らす方向に働きます。金利の予想は当サイトのFRBウォッチや日銀ウォッチで確認できます。

スワップを長く受け取るには、ポジションを長く持つ必要があります。レバレッジを上げすぎると、少しの値下がりでロスカットされ、スワップより大きな損になります。高金利通貨は値下がりしやすいものもあり、スワップより為替の損が大きくなることもあります。

あわせて読みたい:スワップポイントで稼ぐ方法は?高金利通貨の選び方とロスカットの目安

よくある質問

Q. スワップポイントは毎日もらえますか?

A. 取引終了時をまたいでポジションを持っていれば、営業日ごとに付きます。ただし水曜は3日分、祝日の前後は0日分や4日分以上になるなど、付く日数は日によって違います。

Q. その日のうちに決済したら、スワップポイントは付きますか?

A. 付きません。スワップは取引終了時(日本時間の朝6時か7時ごろ)に持っているポジションに付くので、その前に決済すれば受け払いはありません。

Q. 外貨預金の利息と何が違いますか?

A. どちらも金利差の利益ですが、FXは売りで持つと支払いになる点、毎日受け払いされる点、レバレッジをかけられる点が違います。レバレッジをかけると、為替の損も同じ倍率で大きくなります。

Q. スワップポイントだけ出金できますか?

A. 会社によって違います。ポジションを決済しなくてもスワップを振り替えたり出金したりできる会社と、決済したときにまとめて受け取る会社があります。税金の計算に入る時期も変わるので、口座の説明で確かめてください。

Q. 1,000通貨だとスワップはいくらですか?

A. 当サイトが確認した3社の一覧は、どれも1万通貨あたりの値なので、1,000通貨ならその10分の1です。FXブロードネットのブロードライトコースや外為オンラインの1,000通貨コースも、一覧の10分の1と説明しています。

まとめ:スワップポイントは金利差の受け払い。仕組みと税金を知ってから

  • スワップポイントとは、2つの通貨の金利差を、持っている日数分だけ毎日受け払いするもの
  • 米ドル/円の買いは1万通貨で1日125〜130円、売りは140〜159円の支払い(3社・10月1日の取引日分)
  • 付くのは取引終了時。水曜は3日分、祝日の前後は0日分や4日分以上の日もある
  • 目安は「レート×通貨量×金利差÷365」。2026年10月2日時点の日米の短期金利の差では1日約114円
  • 税金は20.315%。どの年の所得になるかは、毎日受け払いか、決済・振替時かで違う

まずは、取引したい通貨ペアの買いと売りのスワップ、付与日数のカレンダーを、使う会社の公式ページで確かめてみてください。付与日数が多い日はスワップ倍増DAYデータベースで確認できます。

各社のスワップポイントを公式サイトで確かめる(PR)

公式サイト(PR)

アイネットFXFXブロードネット外為オンライン

※広告(PR)を含みます。スワップポイントは毎日変わり、受け取りから支払いに変わることもあります。

※この記事の情報は2026年10月2日時点のものです。出典:FRB「Federal Reserve issues FOMC statement」(2026年9月16日)、日本銀行「金融市場調節方針の変更について」(2026年9月18日)、国税庁 タックスアンサーNo.1521「外国為替証拠金取引(FX)の課税関係」、GMOクリック証券・JTG証券のよくある質問、FXブロードネット・外為オンライン・アイネット証券の公式サイト(スワップポイント一覧・月間カレンダー・取引要綱)。金利差からの目安と付与日数は hiro-fx.com の計算(スワップ倍増DAYデータベース・FRBウォッチ・日銀ウォッチのデータ)です。スワップポイントは各社の都合や金利の変化で毎日変わります。最新の値は各社の公式サイトでご確認ください。この記事は広告(PR)を含みます。投資の助言ではありません。取引の判断はご自身でお願いします。

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