プロポーカープレイヤーの思考法から学ぶFXで勝つ重要な6つの考え方

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ポーカーと言うと一般的にはギャンブルというイメージが強いかもしれません。

しかし、 世界で最もプレイされているテキサスホールデムというルールのポーカーは運ではなく実力によって勝敗が決まる部分が非常に大きいです。

ポーカーについてここでは詳しくは解説しませんが、とにかくポーカーとFXというには非常に似ている部分が多くあり「ポーカーで勝ち続けている人の思考法」というのはFXトレードにおいても非常に参考になる部分が多いです。

今回はそんなポーカーで勝ち続ける人の思考法からFXで勝つ為にも共通する重要な考え方をご紹介致します。

この記事について動画でも解説しておりますので是非ご覧ください。(動画が見づらいという方はそのままテキストを読み進めて下さい)

FXとポーカーの共通点

FXとポーカーの共通点

FXとポーカーにはいくつか共通点があります。

相手の心理を読む力が重要になる

ポーカーでは相手の手札を読みながら勝負をしかけることが重要になります。

これは相場に参加している他のトレーダーの相場心理を読むことが重要になるFXの世界でも同じことが言えます。

FXもポーカーも「相手は心理のある人間」というところは大きな共通点と言えます。

期待値が重要になる

ポーカーでは手札などから期待値を割り出して、期待値が高ければ勝負をしかけるようなことがあります。

期待値という考え方はFXでも非常に重要な考え方で「できるだけ期待値の高い場面でのみ勝負をしかける」というのはFXもポーカーも共通です。

正しい行動をしても負けることがある

ポーカーではどれだけ有利な手札を持っていて期待値が高くても、不利な手札に負けてしまうことがあります。勝率が8割以上あるような手札でも、2割の確率で負けてしまうことがあるのです。

しかし8割の勝率があるのであれば当然勝負を仕掛けなければいけないですし、2割の確率で負けてしまうのは仕方のないことです。

つまり「期待値に則って正しく勝負を仕掛けても負けることはある」ということです。

これはFXでも同じことが言えます。どれだけ優位性のあるポイントで勝負を仕掛けても負けることがあるというのはFXでもポーカーでも同じです。

プロポーカープレイヤーに学ぶFXで勝つ為の6つの思考法

プロポーカープレイヤーに学ぶFXで勝つ為の6つの思考法

ポーカーで勝ち続けている賞金王の人達というのは一体どのような思考法でポーカーをプレイしているのでしょうか?

今回は特に重要な6つの思考法をご紹介します。

1.勝つ為の準備を怠らない

プロのポーカープレイヤー達はとにかく勝つ為の準備や勉強を怠りません。

どの手札ならどのくらいの期待値があるのか?このパターンの時は相手はどういった行動になりやすいのか?等がコンピューター並に瞬時に判断できるレベルまでたくさん練習を繰り返します。

とにかく大会で優勝する為に「知識量」「勉強量」「練習量」「戦略」「マインドセット」など、全てにおいて事前の準備を入念に行うのです。

これはFXでも当然ながら同じことが言えます。

FXでも相場で実際に勝ち続ける為には「知識量」「勉強量」「練習量」「戦略」「マインドセット」など、全てが大切です。

ポーカーの大会で優勝を狙うくらいの気持ちで、FXでもこれらにおいて高いレベルで準備をすることが勝利に繋がります。

2.勝負を急がない

ポーカーでは自分の手札が強い時に勝負を仕掛け、あまり強くない時はとにかく勝負を急がずに待つことが大切です。(もちろんフェイントとしてあまり強くない手札を強い手札と装って勝負をしかけるというのもありですが)

とにかく焦らず冷静に「待つ」ということが重要になるのです。

自分に有利な状況がくるのを待つというのはFXでも同じことが言えます。

FXでもポーカーでも待つことができないプレイヤーは長く生き残ることはできません。期待値の低い勝負は避けて、できるだけ期待値の高い勝負ができるまで待つということが生き残る為の肝となります。

「焦って取り返そうとする」「焦って勝負をしかける」といったことをしていては勝負の世界では生き残れないのです。焦らず勝負を急がないようにすることが大切です。

3.直観ではなく、確率で勝負をする

ポーカーは確率のゲームですので、とにかく直観よりも確率を優先して勝負を仕掛けた方が長い目で見ると勝てると言えます。

自分の手札が今どれくらいの確率で勝てるのか?ということを常に計算しながら、確率が高ければ勝負を仕掛け、確率が低ければ勝負はしないことが重要です。

そういった確率を無視して直観で何となく勝負を仕掛けたりしていては、長い目で見ると安定した勝利は得られません。

FXにおいても「何となく」「感覚で」トレードを行ってしまう人も多いですが、これではトレードは安定しないのです。

FXの場合は明確な確率を割り出すことは難しいですが、トレードを安定させるためには(勝つ確率が高いと仮定した)自分のトレードルールを確立し、優位性のあるトレードをひたすら繰り返すことが大切です。

直観や感覚というものを排除して自分のトレードルールに則ったトレードを徹底することが安定したトレードのカギとなります。

4.期待値の高い勝負は失敗を恐れず挑戦する

ポーカーは勝負を逃げ続けているだけでは当然勝てません。どこかで勝負に出る必要があります。

そんな時に大切になるのが「期待値の高い勝負は失敗を恐れずに挑戦する」というマインドです。

ポーカーの世界では期待値の高い場面であれば「勝負を仕掛けずに負けない」ことよりも「勝負を仕掛けて負ける」ことの方が正しい行動なのです。

仮に勝率が8割ある場面で勝負を仕掛けて、負けたとしてもそれは正しい行動なのです。

このような負けを覚悟し、受け入れた上で挑戦を繰り返すことが長い目で見た時に安定したプレイヤーになれるわけです。

FXにおいても正しい行動をした上での運の要素による負けを覚悟することは非常に重要です。

相場では正しい行動をすれば必ず勝てるわけではありません。しかし、だからといってその負けを怖がって期待値の高い場面での勝負まで避けてしまうと、結果的に勝ちにくくなってしまうのです。

「正しい挑戦をした上での負け」というのは自信をもって受け入れることが大切です。

5.どんな時も熱くならずに平常心を保つ

ポーカーでは熱くなって冷静さを欠いたプレイヤーはほとんどの場合で最後まで生き残ることはできません。

熱くなって冷静さを欠いたプレイヤーは適切な判断ができなくなるので、いつもどおりのパフォーマンスが発揮できなくなる為です。

勝負事の世界では熱くなりすぎず冷静にいつも通りのパフォーマンスを発揮するということは結果を出す上で非常に重要です。

これはFXでも同じことが言えます。

FXにおいても安定して勝ち続ける為には「冷静さ」はとても重要な要素で、すぐに熱くなってしまう人はほぼ例外なく安定して勝ち続けることはありません。

焦ってしまったり、熱くなってしまったり、感情的になってしまうことが多いと、いつも通りのパフォーマンスは発揮できません。

常に合理的で冷静な判断ができるようになることは相場の世界でも非常に重要なことです。

6.マイナスは最小限に留める(「降りる」ことができる)

ポーカーの強い人は大きな損失を被る前に「降りる」ことができる人です。

「降りる」とは?
ポーカーで言う「降りる」というのは勝負の途中でその勝負を放棄して負けを認める行為のことです。負けを認めることになるので、それまでに積みあがったチップは全て相手にとられますが、逆を言うとそれ以上のチップをとられないので損失を限定させる意味があります。

自分の状況が不利だと判断した時は、それまでにいくらか投資してしまっていたとしても途中で潔く降りることができるのです。

人間というのはいくらか資金を投資をしてしまうと、その投資額がもったいなく感じてしまい、途中ではなかなか降りられなくなってしまうものです。

しかし強いポーカープレイヤーは不利であると判断すれば躊躇なく降りて、傷を最小限に留めることができるのです。 危機察知能力が非常に高く、自分の資金(チップ)を守る「守備力」が非常に高いのです。

これはまさにFXの損切りと同じことが言えます。

FXにおける損切というのは自分の資金を守る為に傷を最小限に留める為の行為です。

しかし多くの負けトレーダーは損失を確定させる損切りという行為を躊躇してしまい、結果的に損切が遅れてドカンとやられてしまうのです。

相場の世界で生き残れる人というのは、傷を最小限に留めながらトレードを繰り返していくことができる「守備力の高いトレーダー」であると言えます。

安定して勝ち続ける為には「資金を守る為の適切な損切」が重要です。

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