ドル円とユーロ円の相関は?同じ向きの日は約7割、ユーロドルとの関係も

※記事内に広告を含む場合があります

こんな疑問を持つ方へ
  • ドル円とユーロ円はどのくらい同じ動きをする?相関はいくつ?
  • ユーロ円が「合成通貨」と呼ばれるのはなぜ?ユーロドルとの関係は?
  • ドル円が上がったのに、ユーロ円が下がるのはどんなとき?
  • ユーロ円・ドル円・ユーロドル、どっちを取引すればいい?

ドル円とユーロ円は同じ向きに動きやすい通貨ペアです。2004年1月〜2026年10月26日の日足で、1日の値動きの相関は+0.63、同じ向きに動いた日は69.2%でした。ただし残りの約3割の日は逆向きで、「いつも同じ動き」ではありません。

似た動きになる理由は、ユーロ円のレートが「ユーロドル×ドル円」でほぼ決まる合成通貨だからです。この記事では、当サイトがYahoo!ファイナンスの日足から計算したデータで、3つの通貨ペアの関係を解説します。ドル円の影響が時期によってどう変わるかも紹介します。

ドル円とユーロ円の相関は?同じ向きに動く日は約7割

図1 ドル円とユーロ円、1日の向きの組み合わせ ドル円とユーロ円の終値が前日から上がったか下がったかを1日ずつ数えたもの(どちらかが変わらなかった日を除く) 両方上がった 両方下がった 逆向き(片方だけ上がった) 2004〜2026年 5,871日 36.6% 32.6% 30.8% 直近1年 259日 40.9% 25.5% 33.6%

図: 2004年1月〜2026年10月26日(5,871日)と直近1年(2025年10月27日〜2026年10月26日・259日)。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが集計

相関係数は、2つの値動きの向きがどれだけそろうかを−1〜+1で表す数字です。+1に近いほど同じ向き、0に近いほど無関係です。ドル円とユーロ円の1日の変化率では、2004年以降の全期間で+0.63、直近1年で+0.72でした。

日数で数えると、全期間では両方上がった日が36.6%、両方下がった日が32.6%で、合わせて69.2%です。残りの30.8%は、片方が上がって片方が下がった日でした。直近1年も同じ向きは66.4%で、約3日に1日は逆向きに動いています。

ポイント:ドル円とユーロ円は「同じ向きが多いが、3日に1日は逆」。ドル円が上がったから、ユーロ円も上がるとは決めつけられません。

相関の意味や、ほかの通貨ペアどうしの相関の一覧は、こちらで詳しく紹介しています。

あわせて読みたい:通貨ペアの相関一覧|16ペアの相関係数と時期で変わる実例を15年分で検証

ユーロ円はなぜドル円と似る?「ユーロドル×ドル円」の合成通貨

図2 ユーロ円は「ユーロドル×ドル円」でほぼ決まる 2026年10月26日の終値で計算(Yahoo!ファイナンスの日足) ユーロドル 1ユーロ=何ドル 1.1143ドル ドル円 1ドル=何円 157.87円 掛け算の答え 1ユーロ=何円 175.92円 実際のユーロ円 同じ日の終値 175.87円 × = ≒ 掛け算の答えと実際のユーロ円の差は0.03%。2004〜2026年の毎日で比べても、差の中央値は0.01%でした

図: 2026年10月26日の終値。差の中央値は2004年1月〜2026年10月26日の毎日の終値で計算(Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算)

合成通貨(クロス通貨)とは、米ドルを含まない通貨ペアのことです。ユーロ円のレートは、ユーロドル(1ユーロが何ドルか)とドル円(1ドルが何円か)を掛け合わせた値とほぼ同じになります。2026年10月26日の終値では、ユーロドル1.1143×ドル円157.87=175.92円でした。実際のユーロ円は175.87円で、差は0.03%です。

こうなるのは、世界の為替取引の中心が米ドルだからです。国際決済銀行(BIS)の2025年4月の調査では、全取引の89.2%で米ドルが片方に入っていました。取引量が多い上位10の通貨ペアも、すべて米ドルとの組み合わせです。

ユーロ円の値段が「ユーロドル×ドル円」からずれると、米ドルを経由して売り買いしたほうが得になります。その差を狙う取引(裁定取引)が入るので、ずれは小さく保たれます。2004〜2026年の毎日の終値で比べても、ずれの中央値は0.01%でした。

1日の値動きは「ドル円の動き+ユーロドルの動き」

掛け算の関係なので、変化率で見ると足し算になります。ユーロ円の変化率は、ドル円の変化率とユーロドルの変化率を足した値とほぼ同じです。

ドル円ユーロドルユーロ円(足し算)こんな日
+1%±0%+1%円だけが売られた
+1%+1%+2%円が売られ、ユーロも買われた
+1%−1%ほぼ±0%ドルだけが買われた
±0%+1%+1%ユーロだけが買われた

※変化率の足し算は近似です。2004年1月〜2026年10月26日の毎日で確かめると、足し算と実際のユーロ円の変化率の差は中央値0.01%でした(hiro-fx.com計算)

ドル円がユーロ円に似て見える日は、ドル円のほうが大きく動いた日です。逆にユーロドルが大きく動いた日は、ユーロ円はユーロドルに似ます。ユーロ円は「どちらに似るか」が日によって変わるだけで、仕組みはいつも同じです。

ドル円が上がってもユーロ円が下がるのはどんなとき?

その日に起きたことドル円ユーロドルユーロ円
円が売られる(円安)上がるあまり動かない上がる(ドル円と同じ向き)
円が買われる(円高)下がるあまり動かない下がる(ドル円と同じ向き)
ドルが買われる(ドル高)上がる下がる打ち消し合って小さい
ドルが売られる(ドル安)下がる上がる打ち消し合って小さい
ユーロが買われる(ユーロ高)あまり動かない上がる上がる(ドル円と無関係)
ユーロが売られる(ユーロ安)あまり動かない下がる下がる(ドル円と無関係)

※考え方の目安。実際の相場では、円・ドル・ユーロの材料が同じ日に重なります

ドル円とユーロ円が逆向きになりやすいのは、主役が円ではない日です。ドルが買われた日は、ドル円は上がりますがユーロドルは下がり、ユーロ円の中で打ち消し合います。ユーロが売られた日は、ドル円が動かなくてもユーロ円だけが下がります。

2026年の実例:円高の日・ドル安の日・ユーロ安の日

日付ドル円ユーロドル足し算実際のユーロ円主役
2026年4月30日−2.00%+0.38%−1.62%−1.62%円高(円買い介入の日)
2026年8月19日−0.80%+0.81%+0.02%+0.04%ドル安
2026年6月17日+0.11%−0.88%−0.77%−0.77%ユーロ安

※前日の終値からの変化率。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算。介入の日付は財務省「外国為替平衡操作の実施状況」による

2026年4月30日は、財務省が円買いの為替介入をした日です。ドル円が−2.00%と大きく下がり、ユーロ円も−1.62%と同じ向きに下がりました。円が主役の日は、ドル円とユーロ円がそろって動きます。

2026年8月19日は、ドル円が−0.80%、ユーロドルが+0.81%で、ドルが円にもユーロにも売られた日でした。2つが打ち消し合い、ユーロ円は+0.04%とほとんど動いていません。

2026年6月17日はドル円が+0.11%とほぼ横ばいでした。それでもユーロドルが−0.88%下がった分が、そのままユーロ円の−0.77%になっています。

ドル高・ドル安の日はユーロ円の中で打ち消し合うので、ユーロ円の値動きはドル円より小さくなることがあります。直近1年の1日の変化率の標準偏差(ふだんの振れ幅の目安)は、ドル円0.48%に対してユーロ円0.40%でした。

【データ】ユーロ円の値動きのうちドル円の分は何割?年ごとに見る

図3 ユーロ円の値動きのうち「ドル円の分」は何%?(年ごと) ユーロ円の1日の変化率を「ドル円の分+ユーロドルの分」に分け、1年間の振れのうち各分が占めた割合 ドル円の分(円・ドルの動き) ユーロドルの分(ユーロ・ドルの動き) 0% 25% 50% 75% 100% 38 04 40 05 51 06 72 07 52 08 54 09 42 10 32 11 46 12 77 13 75 14 15 15 77 16 66 17 46 18 60 19 61 20 44 21 66 22 73 23 90 24 78 25 85 26 87 直近 1年 年は西暦の下2けた(04=2004年、26年は10月26日まで)。青の数字がドル円の分(%)

図: 2004〜2026年の各年(2026年は10月26日まで)と直近1年(2025年10月27日〜2026年10月26日)。ユーロ円の1日の変化率のばらつきを、ドル円・ユーロドルとの共分散で分けた割合。合計が100%に届かない年は、データの時刻のずれによる残り。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算

前の節のとおり、ユーロ円の1日の動きは「ドル円の分+ユーロドルの分」に分けられます。1年分の毎日を集めて、ユーロ円の振れのうちどれだけがドル円の動きから来ていたかを、年ごとに計算したのが図3です。

2004年以降の全期間では、ドル円の分が55%、ユーロドルの分が45%と、ほぼ半々でした。ところが年ごとには大きく変わり、最も低い2015年は15%、最も高い2024年は90%です。直近1年も87%で、ユーロ円はほぼドル円と同じ材料で動いていました。

2015年は、ECB(欧州中央銀行)が1月22日に、国債の買い入れを含む資産買い入れの拡大を決めた年です。ユーロドルは1年で−10.2%動きました。2024年は、日銀が3月19日にマイナス金利をやめ、財務省が4〜5月と7月に円買い介入をした年です。

円の材料が目立つ年はユーロ円がドル円に似て、ユーロの材料が目立つ年はユーロドルに似ると言えます。

1日の相関で見ても同じで、ドル円とユーロ円の相関は2015年の+0.21から2013年の+0.82まで動きました。昔に計算した相関の数字を、そのまま使い続けないほうが安全です。

1年単位でも、向きが分かれた年は23年中8年

年ドル円ユーロドルユーロ円
2004年−4.6%+7.7%+2.8%
2007年−6.2%+10.6%+3.8%
2014年+13.6%−12.0%±0.0%
2015年+0.5%−10.2%−9.8%
2017年−3.5%+14.0%+10.0%
2020年−5.0%+8.6%+3.7%
2025年−0.4%+12.9%+12.4%
2026年(10月26日まで)+0.9%−5.1%−4.3%

※各年の最後の取引日の終値を前年と比べた変化率。2004〜2026年の23年のうち、ドル円とユーロ円の向きが分かれた(または片方が横ばいだった)8年。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算

2025年は、ドル円が−0.4%とほぼ横ばいだったのに、ユーロ円は+12.4%上がりました。ユーロドルが+12.9%上がった分が、そのままユーロ円に乗った形です。2014年は逆に、ドル円が+13.6%上がっても、ユーロドルが−12.0%下がり、ユーロ円は±0.0%でした。

2025年は、毎日の振れではドル円の分が78%を占めていたのに、1年の向きはユーロドルで決まりました。日々の動きは円に左右されても、長い目で見た上げ下げは別の通貨で決まることがあります。

ユーロ円とユーロドルの違いは?円が入るかどうか

比べるところユーロ円(EUR/JPY)ユーロドル(EUR/USD)
交換する通貨ユーロと円ユーロと米ドル
レートの意味1ユーロが何円か1ユーロが何ドルか
損益の通貨円米ドル(円に換算される)
値動きのもとユーロ・米ドル・円(ユーロドル+ドル円)ユーロと米ドル
ドル円との相関(2004〜2026年)+0.63(同じ向き)−0.30(逆向き)
ユーロ円との相関(全期間/直近1年)―+0.55/+0.15

※相関は1日の変化率で計算(2004年1月〜2026年10月26日・直近1年は2025年10月27日〜2026年10月26日)。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算

ユーロ円とユーロドルの一番の違いは、円が入っているかどうかです。どちらもユーロを売り買いしますが、ユーロ円は円との交換なので、円高・円安の影響もまるごと受けます。ユーロドルには円が入らないため、円だけが動いた日はほとんど動きません。

そのため「ユーロが上がりそう」と考えても、2つの値動きは同じになりません。直近1年のユーロドルとユーロ円の相関は+0.15と低く、2024年は+0.11でした。円の動きが大きい時期は、ユーロ円はユーロよりも円の動きで決まっていたことになります。

損益の通貨も違います。ユーロドルの損益は米ドルで計算され、そのときのドル円のレートで円に換算されます(楽天証券・SBI証券の説明より)。同じ1万通貨でも、1pipsあたりの円の金額はドル円のレートによって変わります。

ドル円・ユーロ円・ユーロドル、どっちを取引する?考え方の目安

見通しの中身値動きが出やすい通貨ペア気をつけたいこと
円が全体に安く(高く)なりそうドル円・ユーロ円のどちらにも出る両方持つと、同じ円のリスクを重ねる
米国の材料(米国の指標・FRB)で動きそうドル円・ユーロドルユーロ円ではドルの分が打ち消し合いやすい
欧州の材料(ユーロ圏の指標・ECB)で動きそうユーロドル・ユーロ円ユーロ円には円の動きも乗る
ユーロと円の両方に材料があるユーロ円ドル円とユーロドルの両方を見て主役を確かめる

※どの通貨ペアに値動きが出やすいかの考え方の目安で、どれを選べば利益が出るかを示すものではありません

どっちを取引するかは、「何が動くと考えているか」で決めるのが基本です。米国の材料ならドル円かユーロドル、欧州の材料ならユーロドルかユーロ円に値動きが出やすくなります。円の材料なら、ドル円とユーロ円のどちらにも出ます。

注意したいのは、ユーロ円を「ユーロの取引」だと思い込むことです。直近1年は、ユーロ円の値動きの約87%がドル円の分でした。ユーロの見通しで買ったつもりでも、実際の損益は円の動きに大きく左右されていたことになります。

動く時間帯やスプレッド、必要な証拠金も通貨ペアによって違います。取引条件は各FX会社の公式ページで確かめ、取引に必要なお金はFX計算機セットで計算しておくと安心です。

ユーロ円とポンド円の相関は?ドル円より強い+0.78

組み合わせ2004〜2026年直近1年最も低い年最も高い年同じ向きの日
ユーロ円とポンド円+0.78+0.87+0.54(2015年)+0.90(2007年)77.1%
ドル円とユーロ円+0.63+0.72+0.21(2015年)+0.82(2013年)69.2%
ユーロドルとユーロ円+0.55+0.15+0.11(2024年)+0.78(2015年)―

※1日の変化率の相関。「最も低い年・最も高い年」は2004〜2026年の各年(2026年は10月26日まで)。「同じ向きの日」は2004年1月〜2026年10月26日。Yahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが計算

ユーロ円と一番似た動きをするのは、ドル円よりもポンド円です。2004年以降の相関は+0.78、直近1年は+0.87で、同じ向きに動いた日は77.1%でした。どちらも円が相手で、ユーロとポンドはどちらも欧州の通貨なので、同じ向きに動きやすくなります。

ただし、英国だけの材料が出た日は大きく離れます。英国の国民投票でEU離脱が決まった2016年6月24日は、ポンド円が−10.0%、ユーロ円が−5.1%でした。ユーロ円とポンド円を両方買うと、ほぼ同じ「円売り」を2つ持つことになる点は、ドル円と同じです。

ドル円とユーロ円の相関を取引に使うときの注意点

図4 相関を取引に使う前のチェック ドル円・ユーロ円・ユーロドルを一緒に見るときの確認ポイント □ ドル円とユーロ円を同じ向きに持っていないか 両方の買いは、円売りを2つ重ねているのに近い。損も同じ日に重なりやすい □ 相関の数字は、いつの期間のものか ユーロ円のうちドル円の分は、年によって15%〜91%まで変わった □ 相関を「先読み」に使っていないか 相関は同じ日に向きがそろいやすいかを測るだけ。どちらが先に動くかは分からない □ その日の主役の通貨はどれか ドル円とユーロドルが逆に動いた日はドルが主役。ユーロ円は打ち消し合って小さくなりやすい

図: hiro-fx.com作成。数字は2004年1月〜2026年10月26日の日足の集計

一番気をつけたいのは、ドル円とユーロ円を同じ向きに持つことです。2つの通貨ペアに分けたつもりでも、両方の買いは「円売り」を2つ重ねているのに近く、円高の日には両方で損が出やすくなります。合計の取引量で、損切りの位置と資金を考えておきましょう。

相関は「同じ日に向きがそろいやすいか」を測るだけで、どちらが先に動くかは示しません。「ドル円が上がったから、このあとユーロ円も上がる」という先読みの根拠にはならない点に注意してください。相関は過去の集計で、この先も同じ関係が続くとは限りません。

あわせて読みたい:ドル円と相関が高い資産は?18資産の1位はユーロドル、米金利はほぼ無関係

よくある質問

Q1. ドル円とユーロドルの最新の相関はどこで見られますか?

A. 当サイトのドル円相関ランキングで、ドル円とユーロドルを含む18資産の相関を毎日更新しています。2026年10月27日8時の集計では、ドル円とユーロドルの60日相関は−0.46でした。マイナスが大きいほど、ドルが主役の日が多かったことを示します。

Q2. ユーロ円のチャートを見るとき、何を一緒に見ればいいですか?

A. ドル円とユーロドルの2つです。ユーロ円が動いたとき、ドル円も同じだけ動いていれば円が主役、ユーロドルが動いていればユーロが主役と分かります。どの通貨が買われているかは通貨強弱ランキングでも確かめられます。

Q3. ユーロ円のレートは自分で計算できますか?

A. ユーロドルとドル円を掛ければ、ほぼ同じ値になります。ただしFX会社の画面には売値と買値の差(スプレッド)があり、計算した値と表示はわずかにずれます。取引するときは、その会社のユーロ円のレートを使ってください。

Q4. ポンド円や豪ドル円も同じ仕組みですか?

A. 同じです。ポンド円はポンドドル×ドル円、豪ドル円は豪ドル米ドル×ドル円でほぼ決まります。米ドル以外のクロス円は、どれもドル円の動きを含んでいます。

Q5. ドル円の買いとユーロドルの買いを両方持つとどうなりますか?

A. 米ドルの部分が打ち消し合い、ユーロ円の買いに近いポジションになります。逆の相関だから損が打ち消し合う、というわけではありません。実際の損益の振れは通貨ペアの相関一覧で確かめています。

まとめ:ドル円とユーロ円は約7割同じ向き、ユーロ円は掛け算で決まる

  • ドル円とユーロ円の1日の相関は+0.63(2004年1月〜2026年10月26日)。同じ向きの日は69.2%で、約3日に1日は逆向き
  • ユーロ円は「ユーロドル×ドル円」でほぼ決まる合成通貨。1日の変化率は、ドル円とユーロドルの変化率の足し算に近い
  • 円が主役の日はドル円とユーロ円がそろい、ドルが主役の日はユーロ円の中で打ち消し合う
  • ユーロ円の値動きのうちドル円の分は、2015年の15%から2024年の90%まで年によって大きく変わった
  • どっちを取引するかは「何が動くと考えるか」で考える。ドル円とユーロ円を同じ向きに持つと円のリスクが重なる

ほかの通貨ペアどうしの相関は通貨ペアの相関一覧で、ドル円と金利・株価などとの関係はドル円相関ランキングで、毎日の数字を確かめられます。

※この記事の情報は2026年10月28日時点のものです。主な出典: 国際決済銀行(BIS)「Triennial Central Bank Survey: OTC foreign exchange turnover in April 2025」、欧州中央銀行(ECB)2015年1月22日のプレスリリース、日本銀行「金融政策の枠組みの見直しについて」(2024年3月19日)、財務省「外国為替平衡操作の実施状況」、楽天証券・SBI証券の損益計算の説明。為替の値動きはYahoo!ファイナンスの日足をもとにhiro-fx.comが集計(3通貨の値が明らかに合わない誤データの7日を除外)。この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、投資の助言ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。