FXの塩漬けとは?ドル円は待てば戻るのか26年分で検証、解消法も解説

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こんな疑問を持つ方へ
  • FXの塩漬けとは何か、なぜ塩漬けになってしまうのか知りたい
  • 含み損のドル円は、待てば戻るのか。戻るなら何年かかるのか知りたい
  • いま塩漬け中で、あと何円でロスカットか、損切りか待つかを決めたい
  • 塩漬けを解消する方法と、次に塩漬けしない方法を知りたい

FXの塩漬けとは、含み損が出たポジションを決済せずに持ち続けることです。当サイトがドル円の26年分の日足で調べたところ、含み損5円の買いが買値に戻るまでには、真ん中の値で198日かかっていました。さらに実効レバレッジ10倍で持っていた場合、約半分は戻る前にロスカットの水準まで含み損が広がっています。この記事では、塩漬けの意味から、待てば戻るのかのデータ、スワップの考え方、解消法と判断のチェックリストまで解説します。

FXの塩漬けとは?含み損を決済せずに持ち続けること

図1 塩漬けはこうして起きる 含み損が出たあと、決済せずに持ち続けると…(ロスカットの基準は業者ごとに違います) 1 買ったあと 値下がりして 含み損が出る → 2 「戻るまで 待とう」と 決済しない → 3 さらに下がり 含み損が ふくらむ → 4 証拠金が足りず ロスカットか 追加入金 2〜3の「決済しないまま持ち続けている状態」が塩漬けです

図: 塩漬けが起きる流れ(hiro-fx.com作成)

FXの塩漬けとは、買ったあとに値下がりした(売ったあとに値上がりした)ポジションを、損を確定させずにそのまま持ち続けている状態です。DMM FXの用語集でも、含み損が出たまま決済せずに持ち続けることと説明されています。

もとは株の言葉で、野菜を塩に漬けて長く寝かせる様子にたとえたものです。国内のFXにはポジションを持てる期限がないため、証拠金が足りている限り、何年でも持ち続けられます。

塩漬けと長期保有・損切りの違い

状態最初の予定含み損への向き合い方
塩漬け短く取引するつもりだった決済できずに、予定より長く持っている
長期保有最初から長く持つつもり量と資金を決めたうえで、値下がりも想定して持つ
損切り—決めた水準で決済し、損を確定させる

同じ「持ち続ける」でも、最初から長く持つ計画で量を抑えているなら長期保有です。予定外に決済できなくなった状態を、塩漬けと呼ぶことが多いです。

なぜ塩漬けしてしまうのか

人は、同じ金額でも「得をする喜び」より「損をする痛み」を強く感じるとされています。行動経済学のプロスペクト理論という考え方で、提唱者のカーネマンは2002年にノーベル経済学賞を受けました。損切りは含み損を「本当の損」にする行動なので、その痛みを避けようとして決済を先送りしがちです。

金融先物取引業協会は2018年、FX経験者1,000人に損失を出した原因を聞いています(複数回答)。一番多かったのは「損切りができなかった」の56.5%で、塩漬けは多くの人がはまる失敗だといえます。

塩漬けしたドル円は待てば戻る?26年分のデータで検証

図2 含み損5円になった買いが、買値まで戻った割合 ドル円・2000年1月〜2026年9月の毎営業日に1回ずつ買ったと仮定・終値で判定・出典: hiro-fx.com(Yahoo Financeの日足から集計) 0% 25% 50% 75% 100% 1か月以内 13.1% 1年以内 61.1% 3年以内 74.7% 2026年9月までに 98.0% 含み損5円に達した買い4,911回が対象(期間の長い割合は、その期間を見届けられた回だけで計算)

図: 含み損5円に達した買いが、買値まで戻った割合。ドル円・2000年1月〜2026年9月25日・日足の終値で判定。出典: Yahoo Financeの日足をhiro-fx.comで集計

「待てばいつか戻る」は本当か、当サイトでドル円の日足を使って確かめました。2000年1月から2026年9月までの毎営業日に、その日の終値で1回ずつ買ったと仮定し、全部で6,937回の買いを追いかけています。

そのうち、あとで含み損が5円に達したのは4,911回です。図2のとおり、1か月以内に買値まで戻ったのは13.1%で、1年以内でも61.1%にとどまりました。「少し待てば戻るだろう」という期待が当たったのは、1割ほどです。

含み損の大きさそこまで広がった割合1か月以内に戻った1年以内に戻った戻るまでの日数(真ん中の値)
1円90.0%56.7%89.1%21日
3円78.0%29.2%76.9%85日
5円70.8%13.1%61.1%198日
10円51.4%0.0%23.5%1,230日

※ドル円を2000年1月〜2026年9月の毎営業日に1回ずつ買ったと仮定(6,937回)。「そこまで広がった割合」は全体に対する割合、戻った割合と日数は含み損がその大きさに達した回が対象(日数は戻った回のみ)。日足の終値で判定。hiro-fx.comの集計

表のとおり、含み損が大きくなるほど、戻るまでの時間は急に長くなります。含み損1円なら真ん中の値で21日ですが、10円になると1,230日(約3年4か月)です。

ポイント:ドル円の含み損5円の買いが戻るまでは、真ん中の値で198日(約6か月半)。1万通貨なら、5万円の含み損を半年以上かかえることになります。

塩漬けは何年で戻る?最長は約20年

図3 ドル円の高値で買って塩漬けになった場合、買値に戻るまでの期間 ドル円の月末終値・2000年1月〜2026年9月(2026年9月は25日時点)・網掛けは高値(終値)を再び上回るまでの期間・出典: Yahoo Finance 70 90 110 130 150 170 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 円 戻るまで約8年 戻るまで約7年 戻るまで約2年 2011年10月 75円台

図: ドル円の月末終値と、高値(終値)を再び上回るまでの期間。2000年1月〜2026年9月25日。出典: Yahoo Finance

含み損5円から戻った買いのうち、戻るまでに1年以上かかったのは38.7%、3年以上は23.3%でした。一番長いケースは7,405日、約20年かかっています。

図3は、高値で買ってしまった場合の例です。2007年6月の高値(124円台)で買った場合、終値で買値を上回ったのは2015年5月で、約8年かかりました。そのあいだの2011年10月には75円台まで下がり、1万通貨なら含み損は終値で一時48万円ほどになる計算です。

2015年6月の高値(125円台)も、終値で上回るまで2022年4月まで待つことになりました。2024年7月の高値(161円台)は、約2年後の2026年6月に上回っています。

売りの塩漬けは、さらに戻りにくい

図4 含み損5円からの戻り方は、買いと売りで大きく違う ドル円・2000年1月〜2026年9月の毎営業日に1回ずつ買った・売ったと仮定・終値で判定・出典: hiro-fx.com(Yahoo Financeの日足から集計) 0% 25% 50% 75% 100% 1年以内に戻った 買い 61.1% 売り 37.6% 2026年9月までに戻った 買い 98.0% 売り 55.3% この26年でドル円は100円台前半から157円前後まで上がったため、買いのほうが戻りやすかった

図: 含み損5円からの回復割合を、買いと売りで比べたもの。ドル円・2000年1月〜2026年9月25日・日足の終値で判定。hiro-fx.comの集計

買いの98.0%が2026年9月までに買値へ戻ったのは、集計した26年のあいだにドル円が100円台前半から157円前後まで上がったからです。同じ集計を売りで行うと、戻ったのは55.3%にとどまりました。

2011年10月の75円台で売った場合は、2026年9月時点でも戻っていません。「ドル円はいつか戻る」は、相場の向きしだいだと考えておく必要があります。

「塩漬けすれば負けない」は本当?レバレッジが高いと戻る前にロスカットされる

図5 含み損5円の塩漬けで、買値に戻る前にロスカットの水準に届いた割合 実効レバレッジ(取引額÷口座のお金)別・ドル円の買い・2000〜2026年・終値で判定・証拠金4%・維持率50%でロスカット 0% 25% 50% 75% 100% 0.0% 1倍 100%下落で 0.0% 2倍 49%下落で 11.0% 3倍 32%下落で 17.9% 5倍 18%下落で 51.6% 10倍 8%下落で 92.2% 15倍 5%下落で 100.0% 20倍 3%下落で 100.0% 25倍 2%下落で 含み損5円に達した4,911回が対象。下の段は、ロスカットになる値下がり(買値に対する割合)

図: 含み損5円の塩漬けで、買値に戻る前にロスカットの水準まで含み損が広がった割合(実効レバレッジ別)。ドル円の買い・2000年1月〜2026年9月・日足の終値で判定。hiro-fx.comの集計

「塩漬けすれば負けない」と言われるのは、決済しなければ損が確定しないからです。ただし実際には、含み損が広がると証拠金が足りなくなり、業者によって強制的に決済(ロスカット)されます。

どこでロスカットになるかは、口座のお金に対してどれだけの量を持っているかで決まります。そこで、含み損5円の塩漬けをした4,911回を、実効レバレッジ(取引額÷口座のお金)ごとに調べました。買値に戻る前に、ロスカットの水準まで含み損が広がった割合です。

図5のとおり、実効レバレッジ3倍なら11.0%、5倍なら17.9%でした。10倍になると51.6%と約半分、15倍では92.2%が戻る前にロスカットの水準に届いています。

20倍以上では、含み損が5円に広がる前にロスカットになるため、そもそも塩漬けを続けられません。一方、2倍以下では、この26年で戻る前にロスカットの水準に届いた例はありませんでした。

自分の実効レバレッジと、ロスカットまでの値下がりを確かめる

実効レバレッジは「取引額(レート×通貨の量)÷ 口座のお金」で計算できます。たとえばドル円157円で1万通貨なら取引額は約157万円で、口座が30万円なら約5.2倍、100万円なら約1.6倍です。

実効レバレッジロスカットになる値下がり(買値に対して)157円で買った場合の目安含み損5円の塩漬けがロスカット水準に届いた割合
2倍約49%約77.0円の下落0.0%
3倍約32%約50.3円の下落11.0%
5倍約18%約28.9円の下落17.9%
10倍約8%約12.8円の下落51.6%
15倍約5%約7.5円の下落92.2%
20倍約3%約4.8円の下落100%
25倍約2%約3.2円の下落100%

※必要証拠金は取引額の4%、ロスカットは証拠金維持率50%として計算した目安。ロスカットの基準(GMOクリック証券は50%未満、DMM FXは50%以下など)や必要証拠金の計算方法は業者によって違います。割合はドル円を2000年1月〜2026年9月の毎営業日に買ったと仮定した4,911回での集計(日足の終値で判定)。hiro-fx.com作成

取引額と口座のお金が分かれば、資金や通貨の量が違っても、表の近い行を見れば目安が分かります。含み損を抱えたあとに追加入金すれば実効レバレッジは下がり、ロスカットまでの値幅は広がります。

ポイント:「塩漬けすれば負けない」が成り立ちやすいのは、実効レバレッジが低いときだけです。10倍前後で持っていると、塩漬けの約半分は戻る前にロスカットの水準まで含み損が広がっていました。

塩漬けのデメリット:資金が動かせず、スワップや気持ちの負担もある

図6 1万通貨の含み損5円を、買いのスワップで埋めるには スワップは外為どっとコムの2026年9月24日に付いた1日分(1万通貨の買いで+115円)で計算・スワップは毎日変わります 0 1万 2万 3万 4万 5万 6万 円 含み損5円(1万通貨) 50,000円 買いのスワップ1年分 約4.2万円(115円×365日) 含み損5円を埋めるには、スワップ約435日分(1年2か月あまり)が必要

図: 1万通貨の含み損5円と、買いのスワップ1年分の比較。スワップは外為どっとコムの2026年9月24日に付いた1日分で計算。hiro-fx.com作成

塩漬けの一番のデメリットは、お金が長いあいだ動かせなくなることです。含み損をかかえたポジションに証拠金が取られているので、ほかのチャンスがあっても取引しにくくなります。

含み損が気になって、仕事や睡眠に影響が出ることもあります。値動きを何度も確かめてしまうのは、塩漬けのよくある負担です。

スワップをもらいながら塩漬けしてもいい?

スワップポイントは、2つの通貨の金利差から毎日受け取ったり支払ったりするお金です。外為どっとコムでは、2026年9月24日に付いたドル円のスワップが1万通貨の買いで+115円(1日分)、売りでは140円の支払いでした。

図6のとおり、1日115円が1年続いても約4.2万円です。含み損5円(1万通貨で5万円)をスワップだけで埋めるには、約435日かかる計算になります。

しかもスワップは毎日変わります。2026年9月は米国が利上げし、日銀も政策金利を1.25%程度に上げました。日米の金利差が縮めば、受け取れるスワップは減っていきます。

売りのポジションを塩漬けしている場合は、逆にスワップを毎日払い続けることになります。含み損に支払いが上乗せされていくので、買いよりも持ち続ける負担が大きくなります。

あわせて読みたい:日米金利差ウォッチ(スワップの元になる日米の金利差を毎日更新)

塩漬けを解消する方法:全部決済・一部決済・期限つきで持つ

図7 塩漬けを解消する3つの選択肢 どれが正解かは資金と状況しだい。まずは「証拠金維持率」と「あと何円下がるとロスカットか」を確認します A 全部決済する (損切り) ・損はそこで確定する ・資金と気持ちが自由になる ・次の取引に切り替えやすい B 一部だけ決済する (量を減らす) ・ロスカットまでの余裕が増える ・戻ったときの利益も減る ・「ここまで」の線を決め直す C 持ち続ける (期限と条件つき) ・戻るまで半年以上の例も多い ・スワップと維持率を毎日確認 ・買い増しは損をふくらませやすい

図: 塩漬けを解消する3つの選択肢(hiro-fx.com作成)

塩漬けを解消する方法は、大きく分けて図7の3つです。どれが正解かは、資金と状況によって変わります。

全部決済(損切り)は、損をそこで確定させる方法です。損は戻りませんが、資金と気持ちを次の取引に切り替えられます。

一部決済は、ポジションの量を減らして、ロスカットまでの値幅を広げる方法です。戻ったときの利益も減りますが、最悪の事態は遠ざけられます。

期限つきで持つなら、「いつまで」「いくらまで」を先に決めておくことが大切です。前の表のとおり、戻るまで半年以上かかる例が多いことを前提にします。

ナンピン(買い増し)で平均の買値を下げるのは?

含み損のポジションに買い増すと、平均の買値は下がり、少し戻っただけで損が減ります。ただし量が増えるぶん、さらに下がったときの損は大きくなり、ロスカットまでの値幅は狭くなります。

同じ量を買い増すと、実効レバレッジは2倍になります。5倍で持っていた人なら10倍になり、図5のとおり戻る前にロスカットの水準に届く割合は17.9%から51.6%に上がります。

両建て(反対のポジションを持つ)は解決になる?

買いの塩漬けに対して同じ量の売りを持つと、そこから先の損益は動かなくなります。ただし含み損は残ったままで、売りと買いの両方にスプレッド(売値と買値の差)とスワップの差がかかります。

国内のFX業者は、顧客に両建てを勧めることが内閣府令(金融商品取引業等に関する内閣府令117条1項26号)で禁止されています。損を先送りするだけでコストがかさみやすい取引だからです。

損切りか待つかを決めるチェックリスト

図8 損切りか、待つかを決めるチェックリスト 1つでも「いいえ」があるなら、全部か一部の決済を考える目安(hiro-fx.com作成) ✓ あと何円でロスカットか計算し、その値幅に余裕がある ✓ そのお金が半年以上動かせなくても、生活に困らない ✓ スワップが支払いになっていない(売りの塩漬けではない) ✓ 「いつまで」「いくらまで」待つかを、いま決められる ✓ 買ったときの理由(相場の見立て)が、まだ崩れていない ✓ 含み損が気になって、仕事や睡眠に影響していない

図: 損切りか待つかを決めるチェックリスト(hiro-fx.com作成)

いま塩漬けしているなら、図8の6項目を確かめてみてください。1つでも「いいえ」がある場合は、全部か一部の決済を考える目安になります。

特に大事なのは、最初の「あと何円でロスカットか」です。自分の実効レバレッジを計算し、前の表でロスカットになる値下がりの目安を確かめておきましょう。

「買ったときの理由がまだ崩れていないか」も見直したい点です。理由が「なんとなく上がりそう」だったなら、持ち続ける根拠はもともと弱いといえます。

塩漬けを防ぐ3つの方法

図9 塩漬けを防ぐ3つの方法 ポジションを持つ前に決めておくのがコツ(hiro-fx.com作成) 1 逆指値を入れる 注文と同時に 「ここまで下がったら決済」 の注文を置いておく 2 1回の損を小さく決める 損切りしたときの損が 資金の数%に収まる 量にする 3 量を小さくする レバレッジを上げすぎず ロスカットまでの値幅を 広く取っておく

図: 塩漬けを防ぐ3つの方法(hiro-fx.com作成)

塩漬けは、ポジションを持ったあとで判断しようとすると起きやすくなります。図9の3つは、どれも持つ前に決めておくのがコツです。

1つ目は、注文と同時に逆指値(「ここまで下がったら決済」の注文)を入れることです。含み損を前にして迷う前に、決済が自動で実行されます。

2つ目は、損切りしたときの損が資金の数%に収まる量にすることです。3つ目は、レバレッジを上げすぎず、ロスカットまでの値幅を広く取っておくことです。

よくある質問

Q1. FXの塩漬けは何年まで持てますか?

A. 国内のFXには、ポジションを持てる期限はありません。証拠金維持率が業者の基準を下回らない限り、何年でも持ち続けられます。

Q2. 塩漬けしている含み損は、税金に関係しますか?

A. 決済していない含み損益は、確定申告の対象になりません。決済して確定した損失は、確定申告をすれば翌年以降3年間くり越して、FXなどの利益と相殺できます(国税庁タックスアンサーNo.1521)。

Q3. 損切りしたあとに値段が戻ったら、損切りしなければよかったのでは?

A. 戻ることもありますが、当サイトのデータでは含み損5円の買いが1か月以内に戻ったのは13.1%でした。戻らなかったときに大きな損になるのを防ぐのが損切りの役割なので、結果だけで判断しないことが大切です。

Q4. 塩漬け中に追加入金してロスカットを避けるべきですか?

A. 追加入金すればロスカットまでの値幅は広がりますが、さらに下がれば損も大きくなります。そのお金が長く動かせなくても生活に困らないか、図8のチェックリストで確かめてから判断しましょう。

Q5. 塩漬けしていたらスワップがマイナスになることはありますか?

A. あります。金利の低い通貨を買って高い通貨を売っていると、毎日スワップを支払います。ドル円なら売りのポジションが支払い側で、金利の状況が変わると受け取り・支払いの額も変わります。

まとめ:塩漬けは「戻るか」より「戻るまで耐えられるか」で考える

  • FXの塩漬けとは、含み損が出たポジションを決済せずに持ち続けること
  • ドル円の含み損5円の買いが戻るまでは、真ん中の値で198日。1か月以内に戻ったのは13.1%
  • 戻るまで1年以上かかったのは38.7%、最長は約20年。売りの塩漬けは55.3%しか戻っていない
  • 実効レバレッジ10倍なら、含み損5円の塩漬けの51.6%は戻る前にロスカットの水準に届いた(3倍なら11.0%)
  • 解消は「全部決済・一部決済・期限つきで持つ」から選び、次は逆指値と量の調整で防ぐ

含み損そのものの見方は含み益、含み損とは?で解説しています。ドル円のその日の値動きの大きさは今日の値動きマップで毎時更新しています。

※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。主な出典: 国税庁タックスアンサーNo.1521、金融商品取引業等に関する内閣府令、金融先物取引業協会、DMM FX・GMOクリック証券・外為どっとコムの公式サイト、Yahoo Finance(ドル円日足)。スワップポイントとロスカットの基準は業者と日によって変わります。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の取引をすすめるものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。