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3月16日日本時間22時15分に欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表がありました。
結果は次の通りです。
予想 | 結果 | 前回 |
3.50% | 3.50% | 3.00% |
ということで0.50%利上げの3.50%となりました。
これで3会合連続の0.50%の利上げとなります。
クレディスイス破綻危機の影響から0.50%の利上げはしずらくなったとの見方もありましたが、中央銀行としての物価安定目標に向けてしっかりと役割を果たしたと言えそうです。

- インフレ率はあまりにも長い間高すぎる状態が続くと予想
- 現在の市場の緊張を注意深く監視
- ユーロ圏の銀行セクターは回復力があり、資本と流動性のポジションが強固
- 必要に応じてユーロ圏の金融システムに流動性支援を提供
- 2023年に5.3%、2024年に2.9%、2025年に2.1%の平均インフレ率を見込んでいる
- インフレ率(コア)は2023年に4.6%になると予想。その後2024年に2.5%、2025年に2.2%と予想
現在欧州にも銀行の信用不安の連鎖が続いている中で、声明文の中で「ユーロ圏の銀行セクターは回復力があり、資本と流動性が強固である」と明言しました。
この声明文によって信用不安の連鎖をある程度抑制する狙いがあると考えられます。

ユーロ圏のインフレ率は2023年1月時点で8.6%です。
ECBの見通しではここから2023年は5.3%、2024年は2.9%、2025年は2.1%と徐々に下がっていくという予想です。
声明文は前回のように今後の大幅利上げをコミットせずか
いいねーECBの空気を読まない感じ
スイス中銀によるクレディスイスへの7兆円の流動性供与とECBの0.5%利上げ。何だかアクセルとブレーキを同時に踏むような感じです。
お、ECB根性見せた
今後の経済情勢、 本当に大丈夫なのか